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お念仏を申す生活法話

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如来の家のわれら念仏家族(2010年アーカイブ)

2023-02-12
 私たち宗門の活動として
今キッズサンガということを
呼びかけて進めています。

 キッズというのは子どもたち
サンガはお念仏の仲間集団ということです。

 全てのお寺で子ども会のご縁づくりをと
具体的に活動を進めています。

 子どもたちに仏さまのご縁を
つくっていこうということですが
うちのお寺のご門徒は高齢者ばかりで
子どもがいないのでできない
ということをよく聞きます。

 広い意味で仏の子どもというのは
保育園や小中学校に通う子どもたちだけを
言うのではなくて
私たち大人も仏の子どもなのです。

 阿弥陀さまとお釈迦さまを親さまとする
仏の子どもと聞かせていただきます。

 今は家族のあり方が急速に変わってきました。
親と子の核家族が一般的になって
おじいちゃんおばあちゃんだけの家庭が増えてきました。

 うちには子どもがいない孫がいないという
話になりますが
お寺全体ということでいうと
お寺のご縁つながりのなかには
おじいちゃんおばあちゃん
お父さんお母さん
子どもも孫もみんないます。

 おじいちゃんおばあちゃんしか来たらいけませんよ
というお寺ではありません。
 子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで
世代を超えてお念仏のみ教えを子や孫に伝えていく
そのお手伝いがキッズサンガの活動です。

 おじいちゃんおばあちゃんには
おじいちゃんおばあちゃんの
お父さんお母さんにはお父さんお母さんの
お手伝いを互いにさせていただくなかに
自分に子どもがいるとかいないとかではなく
お念仏のみ教えを広く伝えていく取り組みです。

 山門の掲示板に
「如来の家のわれら念仏家族」と
書かせていただきました。

 お浄土の世界は如来の家です。
阿弥陀さまが私たちのためにつくってくださった
私たちが帰る家です。

 そのお浄土はそのまま私たちのお寺であり
お寺参りがお浄土参りにつながるのです。
 お寺は如来のお家です。
お寺参りの私たちはお念仏の家族です。

 先人が届けてくださったお念仏を
一人でも多くの方に伝えていく
私にできるお手伝いを精いっぱいさせていただくという
キッズサンガの大きな願いです。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2010.2.12)


縁側で日向ぼっこ(2013年アーカイブ)

2023-02-11
 今日は建国記念日の祝日で昨日から連休です。
お天気に恵まれて皆さんはどのようにお過ごしですか。

 昨日は午前中法事があってお昼から家に居て
外より家の中の方が寒い感じでしたが
部屋の戸を開けて廊下のお縁に出たら
陽があたって暖かかったです。

 縁側です。
家の内と外とを結ぶ縁(へり)です。
 夏は外から風が入って涼しく
冬はお日さまの暖かさにほっとする
日本の住まいのすばらしい文化です。

 広くご縁といいます。
人と人自他をつなぐご縁つながりです。
 
 仏さまのご縁をいただきます。
私が私がと自分の世界に引きこもりうごめき迷う私に
仏さまが「小さな世界から広い大きな世界に出ておいで」と
喚んでくださる南無阿弥陀仏のおはたらきを
聞かせていただきます。

 小さな自分の世界に閉じ籠っていたら
外の世界が見えなくて「ここが一番」と
腰を据え安心しているこの私ですが
外が見えずに不安な私でもあります。

 阿弥陀仏は智慧と慈悲の光明のおはたらきで
私のありのままを知らせてくださり
そしてそのまま救い取ってくださるのです。

 陽光に促されて縁側に出ます。
冬のお日さまの暖かさは格別で
日向ぼっこに安心して興じます。

 お日さまの光を暖かくいっぱいいただくように
阿弥陀さまの明るい智慧とあたたかい慈悲の光明を
いっぱいいただいて
「私一人じゃなかった」と
大きな広い世界で多くのいのちに支えられて
今日一日を生かされて生きて往きましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2013.2.11)


さだまさしさん

2023-02-10
 NHKの人気番組の一つ『プロフェッショナル』で
昨日はさだまさしさんの特集でした。

 皆さんご存知の作詞作曲も手がける歌手であり
俳優、小説家などいくつもの顔をもつマルチタレントです。

 番組ではさださんの人生の歩みを紹介します。
昭和27年生まれの70歳で私と同い年です。

 会ったことも話したこともない仲ですが
同じ時代社会を生きてきた者同士という
私の勝手な思いで番組を興味深く観ました。

 これまでに四千回以上のコンサートでステージに立ち
今も新曲を書き続け歌い続けるということで
私たちは表舞台の活躍しか見ていませんが
その裏では何度となく苦しみ悩み
挫折を繰り返してきた人生だったといいます。

 そのたびに故郷の長崎に帰ったという話です。
長崎はいつもあたたかく迎えてくれたといいます。
 そして生きる力をもらって
再起したといいます。

 帰るところがある有難さです。
私のことをいつも思って待っててくれる人がいる
私のいのちの古里であり
私の生きる依りどころです。

 私たちの人生はそれぞれの歩みであり
そこにそれぞれのドラマがあります。
 嬉しいことも楽しいことも
悲しいことも苦しいことも
良いも悪いもひっくるめて
私の人生の歩みです。

 それぞれの私の人生にいつも寄り添って
「いつも私が一緒だよ
どんなことがあっても
私は決してあなたを見捨てないから
大丈夫安心して
一緒に生きて往こう」と
喚んでくださるお念仏の声です。

 南無阿弥陀仏のおはたらきに
共々に生かされて生きて往ける
お浄土への道をお念仏申して
今日一日もご一緒させていただきましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2023.2.10)

スマホ入力にご用心!

2023-02-09
 昨日は寒田(そうだ)の公民館に
お話に出かけました。

 初めて行く所ですが
スマホのナビ案内で行きました。

 前の日に「寒田校区公民館」で検索して
下調べをし確認して
当日出発前に「寒田公民館」と入力して
家を出ました。

 大体のコースは頭に入っていたので
道中はスイスイと行きましたが
目的地に近づいた頃ナビが
「左折して」と案内します。

 確か広い道路の右側だったのではと思いつつ
ナビの案内の通りに細い道を下って行ったら
「目的地に着きました」と言われ
案内されたのが「中寒田公民館」でした。

 駐車場に車が一台もなく
全く人の気配もない所で
公民館はしっかり施錠されていました。

 間違った!時間がない!どうしよう!
すぐ館長さんに電話して場所を確認し
時間に遅れることなく「寒田校区公民館」に着いて
事無きを得ましたが
ちょっと慌てました。

 すぐ思ったのは
「スマホの案内通りに行ったのに
スマホは一体どうなってるのか!」と
スマホを責める私でした。

 後で冷静に振り返ると
スマホは正確そのもので
「寒田校区公民館」を「寒田公民館」と
入力した私の間違いでした。

「寒田校区公民館」も「寒田公民館」も
同じようなものじゃないかと
素直に私の非を認めようとしない私ですが
スマホのAI機能には所詮太刀打ちできません。

 正確無二のスマホがあって
おかげで便利になりました。

 ただちょっとは融通をつけてもらってもいいのにと
私の都合を持ち出す人間の身勝手さは
これからもどうしようもないところです。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2023.2.9) 

お念仏のご縁つながり

2023-02-08
 今日はご縁があって
稙田の寒田公民館でご法話をさせていただきます。

 去年からご依頼があったことで
ご縁つながりということを思います。

 公民館の館長さんにもお会いしたことがありませんし
今日の会にお見えになる方も
初めてお会いする人ばかりです。

 でも何か懐かしささえ感じます。
仏さまのご縁のあたたかさです。

 館長さんからご依頼があった時に
大分のホルトホールでお話を聞いたということでした。
 5年前のことです。

 その5年前の会は
前の年に私の高校の同級生から依頼され
別府でお話をした会からつながってということです。

 私と同級生との関係が
次から次につながったご縁です。

 仏さまのご縁でいうと
私がお寺に生まれたということから始まりますが
仏法聴聞させていただくと
人間に生まれるその前からずっと
ご縁はつながっているといいます。

 お念仏のご縁つながりです。
「いのち みんな つながって いっしょ」と
自他一如の南無阿弥陀仏のいのちのつながりです。

 あなたと私のご縁つながりは
私の都合で良かったとか悪かったとか言っていますが
私たちそれぞれの思いを超えて
良くも悪くも私たちはお念仏のご縁に
つながっているのです。

 あなたと私それぞれに小さな自分中心の世界に
閉じこもって生きているお互いが
南無阿弥陀仏のおはたらき一つで
共々に阿弥陀さまのお浄土に
生まれる身にさせていただきます。

 阿弥陀仏のお浄土を
俱会一処の世界と言われる所以です。

 お互いに生活ぶりが違う者同士が
お念仏申してご一緒に同じお浄土に
生まれさせていただくのです。

 この人生を振り返って
良くも悪くもいろんなことがありましたが
人間に生まれてあなたに会えて本当によかったと
南無阿弥陀仏のご縁をいただいて
今日一日もお念仏申して
生かされて生きてまいりましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2023.2.8)

円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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