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お念仏を申す生活法話

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仏事のあり方が変わります

2022-12-19
 急に寒さ厳しくなりました。
昨日は小雪がちらつくお天気のなか
本堂でご法事のお勤めをさせていただきました。

 施主は東京の方で
前の日に大分に来られて
昨日午後の飛行機で帰られると聞きました。
 滅多に雪の降らない大分ですが
空港のある国東は雪が積もることもこれまであって
ちょっと心配です。

 今はコロナ禍ということもあって
リモートでご法事のお勤めをされることも聞きます。

 葬儀や法事のあり方が
これから変わってきます。
 
 いろんなあり方があるということで
最終的には施主の方が決めることです。
 
 大事なことは仏事をお勤めする意味を
皆さんに知っていただきたいということです。
 ただ「遠いから、忙しいから」と
自分の都合だけで仏事を考えないでほしいと思います。

 仏事について
これまでどこで誰から教わり聞いてきたかといって
学校では教えてくれないし
地域の長老からお家の祖父母といった
人生の先輩に聞くということもありません。

 ネットの時代社会で
今は簡単にスマホやパソコンで情報を入手できますが
自分に都合の良い情報だけ切り取っても
その意味までは教えてくれません。

 それで葬儀や法事にお参りして
アッと思うようなことに出くわすことが
多くなりました。

 私たちお寺のお坊さんの
常日頃からの発信不足を反省します。
 単なる情報発信ではなく
仏さまのみ教えを正しく分かりやすく伝えるために
どうした工夫をすればいいのかと思います。

 仏教やお寺に思いのある人と
できたら顔と顔を合わせて話し合い
日頃からの思い疑問や質問に
丁寧に向き合うことが一番の基本だと思います。

 お念仏のご法義は平生業成
今こここの私がお念仏申す身にお育ていただき
往生浄土の仏道を歩ませていただくことです。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.19)


お念仏の声を聞かせていただく往生浄土の仏道です

2022-12-18
 念仏とは元々「仏を念じる」ということで
「仏を念じてついには仏と出会う」という
観仏の仏道修行が重んじられるようになります。

 一方そんな厳しい修行ができない者が
仏の名を称える「称名」の念仏に注目したのが
中国に出られた善導大師であり
「称名念仏」の仏道は法然聖人
そして親鸞聖人へと受け継がれていきます。

 ただ仏を念じる仏道実践は
どこまでも私の思いはからいの念仏であります。

 阿弥陀仏さまは
自分中心の思いのままに生きて
思う通りに行けば自分の手柄にして有頂天になり
思い通りに行かなければ周りのものを怒り妬み
排除するような私であることを既にご存知で
すべてのものを分け隔てなく救うという願いを起こし
南無阿弥陀仏と成就しておはたらきなのです。

 南無阿弥陀仏は
「わが名を称えてくれよ。
われにまかせよそのまま救う」と
いつでもどこでもお念仏の声となって
私たちに等しく聞かせてくださっている
阿弥陀さまのお喚び声だというのです。

 声に出してお念仏申すと
そのままお念仏の声が聞こえてきます。
 皆さんとご一緒にお念仏申すと
声の大きさ音質はそれぞれ違いますが
南無阿弥陀仏が等しく聞こえてまいります。

 それぞれ生活ぶりは違う私たちお互いですが
同じお念仏の声を聞かせていただくのです。
 南無阿弥陀仏のおはたらきにつながって
南無阿弥陀仏のいのちのつながりのなかに
共々に生かされて生きる
私たちはお念仏の仲間です。

 ご法事のご縁は
先にお浄土に往かれた大切なお方が仏さまと成って
私のところに還って来てくださり
「仏法を聞いてお念仏申す身になって
浄土に生まれて来いよ」と
喚んでくださるお念仏のご縁です。

 共々にお念仏申して
皆さんと同じお浄土に往き生まれる仏道を
歩ませていただきましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.18)

月に一度の法話会のご縁です

2022-12-17
 昨日は大分市のコンパルホールで
今年最後の法話会のご縁をいただきました。

 初めてお参りされる方が二人いて
大分市内各地から
ほぼ全員参加の13人のメンバーが集まりました。

 毎月皆さんにハガキでご案内をしますので
住所やお名前は分かりますが
その人人の生活ぶりまでは存じません。

 先月から新たな内容で再スタートしました。
これまで『正信偈』『歎異抄』『御文章』を
ご一緒に拝読してきましたが
皆さんからの希望もあり
身近な浄土真宗の仏事について
テキストを参照して話し合いの時間をもちます。

 日常生活のなかで仏事を通して
皆さんの思い疑問質問などを
一人一人にお話しいただきます。

 最初の頃でしたら中々話し出せなかったと思いますが
皆さんとご一緒にお聴聞させていただくなかで
それぞれの生活ぶりのお話も聞かせていただきます。

 私と同年輩それ以上の方が殆どで
親や連れ合いの方といった大切な家族とお別れして
仏さまのご縁をいただいたというお話です。

 初めて聞くようなことでもあり
それぞれの生活ぶりを想像しながら
こうしてお念仏のご縁に遇わせていただいた
有難さ尊さを思います。

 仏教といって
死んでから後の教えではありません。
 人の命終えて南無阿弥陀仏のおはたらきで
そのまま阿弥陀さまの浄土に往生して
さとりの仏さまに成らせていただく
浄土真宗のご法義を
今こここの私が聞かせていただくことの肝要です。

 それぞれ生活ぶりは違いますが
お念仏申して同じ往生浄土の道を歩ませていただく
お念仏のお仲間と月に一度のご縁を有難くいただきます。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.17)

ご院家に代わってお朝事のお勤めです

2022-12-16
 今日はご院家に代わって
お朝事のお勤めをさせていただきます。

 住職を継職退任して
かれこれ二週間余り経ちました。
 
 住職継職でお寺の法務のお役目が変わったということで
特段日常生活が一変したということではありません。

 住職継職のご縁で
あれこれ思うこと考えることもありましたが
この朝事のご縁でいえば
今まで私がしていたことを新住職がやっているわけです。

 それで私の朝の生活は少し変わって
まだ落ち着かないところもありますが
こうして皆さんとご一緒にお朝事のご縁をいただける
有難さをあらためて思います。

 住職が変わっても皆さんの顔ぶれが変わっても
お念仏申す私たちの生活の中心は変わらないということです。

 これからも人人が変わっていきますが
円光寺のいつものお朝事のお勤めです。

 朝6時に梵鐘を撞いて皆さんがお参りされ
6時半からお正信偈のお勤めができて
最後に御文章さまをいただいて
今日の一日を始めさせていただける有難さです。

 阿弥陀さまが親鸞さまが蓮如さまが
この私のために用意してくださった本当に尊いご縁だなと
今日このご尊前にご院家に代わって座って
お勤めをさせていただいたことです。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.16)

お斎(とき)のお心

2022-12-15
 御正忌報恩講のご縁は
それぞれのお寺さんで
昔からの習わしがあり趣が異なって
大変興味深いものです。

 お斎の話です。
ご門徒が広範囲にあるお寺さんでは
報恩講は各地区ごとにお斎のご縁をいただくそうですが
コロナ禍でお寺参りが少なくなったといわれます。

 コロナ以前は各地区ごとにお斎の日が決まっていて
その日にはその地区のご門徒衆が連れ添って
お寺にお参りされるといいます。
 コロナ禍でお斎ができません。
それでお参りが少ないというのです。

 お寺参りの目的は
お斎をいただくことではありません。
 お斎がなくてもお寺参りはできるのですが
お斎のお心有難さを思います。

 法要のお勤めの前後にお寺の内所で
お昼のお膳をいただきます。

 お勤めの始まる時間に来て
終わったらすぐ帰るのではありません。
 法要の日はゆっくりお寺にお参りされて
心身共に仏さまの法味にゆったり浸るのです。

 仏法聴聞してお念仏申す身になっておくれと
阿弥陀さまのお手回しのお心をいただいて
お念仏申させていただくのです。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.15)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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