「これでよろしいですか?」
2024-11-12
年に一度の健康診断に行きました。
この日に向けて規則正しい食生活を心がけ
少し緊張感をもって臨みました。
色々と検査測定される数値をもとに
標準値や前回の数値と比較して
現状の健康相談です。
身長体重そして腹囲と続きます。
すぐさま数値がわかりますが
身長は低く体重は増えて
腹囲はかなり太っていました。
「これでよろしいですか?」と聞かれました。
私の気持ちを慮ってでしょうか
<測り直しましょうか>と言われたようで
「はい大丈夫です」と答えると
診断書に数値が書き込まれました。
数値に忖度はありません。
測定されたそのままが数値となって表れるだけです。
阿弥陀さまの本願念仏のお救いは
生きとし生けるすべてのものを分け隔てなく
「われにまかせよそのまま救う」と
南無阿弥陀仏のおはたらきです。
私の思いに配慮して
「これでよろしいですか?大丈夫ですか」と
私に同意を求めて救うのではなく
一方的に阿弥陀さまが先手のお救いです。
ありのままの私のすべてを見抜いて
そのまま救うとおはたらきです。
不請之友(ふしょうのとも)といいます。
「あなたが請わずともあなたの友となる」と
阿弥陀さまはいつでもどこでも何があっても
この私に寄り添いご一緒してくださるのです。
摂取不捨のお救いです。
親鸞さまはご和讃に「摂取」のお心を
「ひとたび取りて永く捨てぬなり」
「ものの逃ぐるを追はへ取るなり」と
示してくださっています。
阿弥陀さまのお心に気づくことなく
背を向けて自分中心の思いはからいで生きて
苦悩し迷っているものを
どこまでも追いかけそのまま救うとはたらき続け
摂(おさ)め取って決してお捨てにならないというのです。
阿弥陀さまの大きなお慈悲のお心おはたらきのなかに
お念仏申して生かされて生きてまいりましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2024.11.12)

「能ある鷹は爪を持たない」※転載
2024-11-11
現代はインターネットなしでは
生活できないようになった一方で
相手を責める言葉がネット上を飛び交い
自ら生命を絶つ人もいます。
いわばネットでは無数の爪で
互いに傷つけあっていると言えます。
さて『雑阿含経』に
次のような話があります。
ある時、他の宗教の若者がお釈迦さまに
罵詈雑言を浴びせました。
でもお釈迦さまは
ただ静かにしておられました。
やがて若者が言い終わった時
お釈迦さまは
「あなたは祝日に親戚の人を招いて
ご馳走をすることがありますか」と聞かれました。
若者が「あるよ」と答えると
続けて次のような問答がなされました。
「親族があなたが出した食べ物を
食べなかったらどうしますか」
「残るだけだ」
「私もあなたの暴言を受け取らなければ
その暴言は誰のものですか」
「それなら何を受け取ったと言うのか」
「その悪口に反応することが受け取ったということです。
だから私はあなたの暴言を受け取っておりません」と。
お釈迦さまは爪を持っておられないのです。
「能ある鷹は爪を隠す」のではなく
「能ある鷹は爪を持たない」が
仏教の世界なのだと思います。
※『本願寺インスタ倶楽部』
(中央仏教学院 福間義朝院長)より転載
ー本願寺新報2024年11月10日号ー
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2024.11.11)

二人のご縁
2024-11-10
今日は月一度の日曜日のあんのん館のご縁です。
いつもは第三日曜日のご縁ですが
お寺の行事と重なって
今月は第二日曜日です。
今日はちょうど地区の行事と重なって
毎回お参りの方がお参りされず
結果一人のお同行のお参りでした。
あなたと私の二人のご縁です。
私一人ではお休みになるところでしたが
おかげで仏さまのご縁に遇わせていただきました。
いつものご縁のように
ご一緒に音楽礼拝のお勤めをし
ご法話お取り次ぎをさせていただき
コーヒー・ジュースとパンをいただきながら
法味愛敬のご縁をいただきました。
お念仏相続のご縁です。
あなたと私で尊いご縁をいただける有難さを思います。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2024.11.10)

冬支度
2024-11-09
朝晩急に冷え込んできました。
暦の上では冬に入りましたが
日中はまだまだ暑い日もあり
秋をゆっくり満喫することなく
このまま本格的な冬になるのでしょうか。
急いで冬支度です。
半袖物から長袖物への衣替えです。
冬が来る前の冬支度ですが
この命終わる前の
この世からあの世への旅支度はできていますか?
何か急に突拍子もないことを言うようですが
どんな人もこの命終えていきます。
そんなこと知ってる分かってると言って
死んだら終いと言っても
自分事と死を受け入れることが
本当にできているのでしょうか?
後生の一大事といいます。
「死んだらどうなるのか?」
浄土真宗お念仏のみ教えに聞かせていただきます。
この世からあの世への人生ということで
あの世は阿弥陀さまのお浄土といわれ
私たちはどんな人も
お念仏一つで救われるといわれます。
「まかせよ救う」の阿弥陀さまの仰せ
南無阿弥陀仏のおはたらきにおまかせして
命終わるとき
そのままお浄土に生まれさせていただくのです。
後生の一大事の解決をこそと
南無阿弥陀仏のお心おはたらきを聞き信じまかせて
「信心いただくとき往生また定まるなり」と
聞かせていただきます。
臨終を待つことも臨終に慌てることもいりません。
安心してこの命終わらせていただけるのです。
南無阿弥陀仏に安心して迷いのこの世を生き抜き
阿弥陀さまのお浄土に往生してさとりの仏さまとなり
再び迷いのこの世に還って来て
衆生を救う阿弥陀さまのおはたらきの
お手伝いをさせていただくのです。
お念仏申してお浄土参りの支度を整え安心して
今日一日も往生浄土のお念仏の旅を
共々にさせていただきましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2024.11.9)

お念仏のお同行
2024-11-08
月に一度お念仏のお同行の会があります。
一緒にお念仏の書籍を読んで話し合いをします。
日頃の日常生活の中で
お念仏のご縁に遇わせていただく
法味愛敬(ほうみあいぎょう)のお話です。
お念仏申す生活です。
お浄土から「まかせよ救う」の
南無阿弥陀仏のおはたらきに
「おまかせします阿弥陀さま」と
お念仏申して往生浄土の道を歩ませていただきます。
往生浄土の道すがらを共に歩ませていただく
お念仏のお同行です。
それぞれの生活ぶりは違いますが
阿弥陀さまの大きなお慈悲の中に
共々に生かされて生きる
お念仏のお同行に会って
ほっと安心いたします。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2024.11.8)
