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お念仏を申す生活法話

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今日はひな祭りです

 今日3月3日はひな祭りです。
このように今日は何の日というのは決まっていることです。
 お彼岸でいえばお中日は春分の日秋分の日と年に二回あります。
お寺ではその日にお彼岸のお中日の法要をお勤めさせていただきます。
 
 このたびの新型コロナウイルスの感染防止のために
全国的には昨日から大分は今日から学校が一斉に休校になります。
 昨日今朝のニュースを観てもそれぞれの現場での対応が違ってあるようです。
学校が休校になって生活の中から子どもがいなくなるのではなくて
子どもも親御さんもまた生活をしているということです。
 
 その居場所が平生は学校だったのがどこにということです。
学童保育や塾ということも聞きますし低学年に限って学校を開放する対応もあってさまざまな工夫をされています。
 そのお家お家でいろんな対応を考えるということは大事なことだと思います。
日頃は学校にまかせるということでよかったのです。
まかせておけばいいというところがどこかにありますよね。
いやまかせないと子どももそうだし親もまた仕事が生活ができないということでもあるのです。
 
 そうしたなかで今日はひな祭りというお話をしたのは
私たちの日々の生活には誕生日のように決まった特別な日があるということです。
 今日は何事があるから今日の誕生日は明日にしましょう明後日にしましょうということではないですね。
何年分もまとめてしましょうということでもありません。
 
 このたびのことでいろんな行事を中止休止することもよくわかります。
ただそういうなかにあっても私たちは生きている生活をしているのです。
 日々の生活の中でその日その日の大切さを思います。
それぞれの日暮らしを思いやることの大切さです。
 
 生きるということは考えること工夫することだと思います。
南無阿弥陀仏とお念仏申して阿弥陀さまのお心を聞かせていただき
私にできることをさせていただこうと思います。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.3.3)

南無阿弥陀仏の声の仏さまとなって私を支えてくださっています

 新型コロナウイルスの感染防止の動きが止まりません。
昨日は大相撲の大阪春場所の無観客での興行が発表され
プロ野球のオープン戦はこれも観客なしでのゲームということです。
 ある選手が「観客の皆さんの声援に後押しされていることがよくわかった」と言っていました。
 
 見ている人がいて期待に応えようと頑張れるってことでしょう。
観客の声援の力です。
 
 東京オリンピック開催にも影響が出てくるのではないかと不安視されています。
中止や延期などの周囲の発言があります。
 当事者の選手スポーツマンにとって練習を休むことほどつらいことはないといわれます。
大会試合に向けて日々トレーニングを積んで体調をベストにもっていくということです。
 
 昨日の東京マラソンの大迫選手すごかったですね。
前回の悔しさをバネに五輪出場という大きな目標に向けて必死にトレーニングを積んできて
その結果が最後のガッツポーズそして涙のインタビューになったということです。
 
 私たちの日々の生活もまた大きな声援をいただいて支えられてあるということです。
この目には見えないけれども大きないのちのつながりのなかに願われ支えられて生かされてあることを思います。
 皆さんの周りの人たちであり私を育んでくださる多くのいのちであり
その大本が南無阿弥陀仏の声になってくださった仏さまなのです。
 
 お念仏の大声援に支えられて今日も一日生き抜かせていただきます。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.3.2)

3月になりました

 3月です。年度末です。
私たちの社会生活は通常4月から始まり3月に終わります。
 3月は各学校で卒業式がありますが
今年は新型コロナウイルス感染による休校で従来のような卒業式ができないようです。
 
 軒並みいろんな行事が中止または延期になっています。
予定の行事がなくなって自分の時間が増えました。
 3月は一年を振り返る月でもあり
いろんなことを振り返り見直すこともいいのではないでしょうか。
 
 南無阿弥陀仏のお念仏のみ教えをいただきます。
ナンマンダブツとお念仏申し南無阿弥陀仏のお心を聞かせていただき自らの有り様を振り返らせていただきます。
 親鸞聖人は阿弥陀如来の智慧の光に照らされたわが身を煩悩具足の凡夫とおっしゃいました。
ナンマンダブツとお念仏申す中に凡夫の私と知らせてくださり
そのまま救うてくださる仏さまがいらっしゃると聞かせていただくのです。
 
 阿弥陀さまは決して私を見捨てないとおはたらきの仏さまです。
この3月、日々反省するなかに一年を反省するなかに人生を反省するなかに
新たな明日に向けて往生浄土の人生を共々に歩ませていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.3.1)

今を生きる私にできることをさせていただきましょう

 2月29日です。4年に一度の日です。
閏年です。閏年にはオリンピックが開催され今回は東京です。
 
 この一日、いつもの年より時間が増えてよかったと思う方とそうでない方それぞれあると思います。
ただこの一日はこの一日皆さんそれぞれ生きていかねばなりません。
 
 新型コロナウイルスの感染で大変な事態になっています。
軒並みお寺の関係の行事も中止中止中止という連絡が入ってきています。
 何かちょっとほっとしますね。
逆に今までこんなに頑張って頑張って頑張ってきたのかなとさえ思います。
 確かに必要な行事もありますが本当に必要なことかな今すぐすることかなと思うこともあります。
この機会にこれまでの行事を見直してみることも大事かなと思ったりします。
 
 見えないウイルスとの戦いだといわれます。
何をしていいのか何ができるのかと心配で不安になります。
 この事態にあってお寺ということで何かできることがないかと思ったりします。
今すぐできることって難しいですね。日頃の大切さを思います。
 
 いろんな問題が次から次と出てまいります。
考えて対応するということですが考えても刻々と変わる事態に対応できないもどかしさも思います。
 安倍首相が全国一斉休校を要望したことが波紋を広げています。
賛否両論ありますが一つこういうことをやっていくということです。
 考えることも必要ですが実践するなかにまた問題が出てきて
考え対応して問題を解決していくことの繰り返し営みが実は私たちの人生だったのではないでしょうか。
 
 良いも悪いもすべてを今を生きるこの私が引き受けて
お念仏を申すなかに今日も一日私にできることをさせていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.2.29)

お寺の行事も自粛します

 新型コロナウイルスの感染で安倍総理から二日続けて昨日は全国の小中高校の休校要請がありました。
前日はスポーツイベントの自粛要請がありコンサートや歌舞伎が中止になって
楽しみにしていた多くの人が残念がっていましたが
これからどうなるのか不安になります。
 
 身近なところで昨日ファックスが次々に届いて大海組の行事が二つ中止になりました。
このことで不要不急といわれる必要ない急がなくてもいい行事を
私たちは結構しているのではないかと思い返します。
 前年度踏襲ということで毎年同じことを繰り返しているようなことで
この際少し見直すこともあるのではないかなと思います。
 
 昨日は大分教区の年度末の大事な会議があり私から提案したことを今すごく反省しています。
最後の会ということで懇親会をしましょうと提案したのですが
この時期この事態にあって全く無感覚なことだったと反省することしきりです。
 
 私たちの日々の生活です。
それぞれ生活ぶりは違いますが生きていかねばなりません。
 どんな事態にあっても食べることをやめることはできません。
このお朝事もできるだけお勤めしていきたいと思います。
 そのなかで私はどうあるべきか考え見つめ直す大きなご縁ではないかと思います。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.2.28)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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