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お念仏を申す生活法話

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わが家にマスクが届きました

2020-06-04
 昨日わが家にマスクが届きました。
先週の土曜日には10万円の通知がありました。
 
 待てども来ないというなかで届けられて安心です。
もう来たという人もいて忘れられているのかと思いつつも届いてみるとやっぱり有難いものです。
 中にはこれから何度も長く使ってくださいと布マスクの洗い方まで詳しく書かれてありました。
 
 あれほどどの店にも無い無いといわれたマスクが今は店頭にたくさん並んでいますし
早くから手作りマスクが出回っていましたから
今頃マスクが届いてもという声も聞きますが
皆さん一緒に気持ちを合わせてこのコロナ禍を乗り越えていきましょう
というメッセージが届けられることの大事さを思います。
 
 昨日はプロ野球巨人の主力選手二人にコロナの陽性が分かったというニュースです。
抗体検査といって随分前に感染してすでに回復したなかでのことだそうです。
 これまでに全く症状も味覚嗅覚の異常もなかったということです。
だから恐いですね。
 この二人の選手は前の日の練習試合にも出ています。
注意はしていてもいろんな人と接触があったと思います。
 
 マスクの注意書きに「自分は感染者かもしれないという意識をもって症状がない人でもマスクの着用をお願いします」
とありました。
 目に見えないウイルスの恐さです。
最大限できる限りの予防をしていきましょう。
 
 新しい生活様式がいわれています。
うがい手洗いマスク着用三密を避けて工夫した生活スタイルです。
 お念仏申す生活を重ねて思います。
南無阿弥陀仏の大きないのちのつながりのなかに私たち人間だけではなく
生きとし生けるすべてのものが共々に生きているということです。
 私たちのことを決して忘れない見捨てないいつでもどこでもご一緒くださる阿弥陀さまです。
阿弥陀さまの大きな大きなお慈悲のおはたらきのなかに共々に生かされて
お念仏申して私にできる精いっぱいのことを今日もさせていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.6.4)

臨終勤行でご一緒に阿弥陀さまにお礼をさせていただきます

2020-06-03
昨日ご門徒さんがお亡くなりになり臨終勤行にお参りさせていただきました。
お勤めをしてご尊顔を拝しお礼をさせていただきます。
 
 臨終勤行というのは既に息絶え亡くなっているのですが
臨終です終わりに臨んでご本尊の阿弥陀さまに今生最後のお礼をさせていただくというお勤めです。
 
 ご本人に代わってお寺の住職がお勤めさせていただきます。
ご一緒に阿弥陀さまにお礼を申し故人にお礼をして阿弥陀さまのお浄土に送らせていただくのです。
 
 お寺の住職とご門徒さんのつながりは臨終葬儀の時だけではありません。
日々の生活日頃からのご縁つながりがあって今生のお別れです。
 ご門徒さんそれぞれの人生の歩みがありその人人のいろんな思い出があります。
「いろんなことがありましたね。お世話になりました。ありがとうございました」とお念仏申して
「これからもよろしくお願いします」とお礼をさせていただきます。
 
 阿弥陀さまのご法義南無阿弥陀仏のお救いの法は
臨終を待って往生浄土を願いお念仏申す救いではありません。
 平生業成の今のお救いです。
平生に仏さまのご縁に遇って南無阿弥陀仏のお心を聞かせて信心いただきお念仏申す身となり
南無阿弥陀仏のおはたらき一つで浄土に往生して仏と成ることが決まるのです。
 
 死んだらおしまいではなくて
お浄土に生まれて仏さまに成らせていただきこれからもずっと
南無阿弥陀仏の大きないのちのつながりのなかに共に生かされて生きて往くのです。
 
 愛するものと別離する悲しみのご縁ですが
そのまま仏さまのご縁といただいて南無阿弥陀仏のお心を聞かせていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.6.3)
俱会一処のお念仏の世界でいつも会ってる私たちです

俱会一処のお念仏の世界でいつも会ってる私たちです

2020-06-02
昨日円成会のご法座を久しぶりに開きました。
4月5月と二か月間お寺の行事をお休みして6月から徐々にいつもの仏さまのご縁をいただくことです。
 三か月ぶりのご縁で皆さんに会うのはしばらくぶりですが
お会いするとそんなに懐かしいということではなく昨日も一昨日もいつも会ってるという感じがしました。
 
 お念仏申す私たちがこの命終わって生まれて往くお浄土を俱会一処とお経さまに説かれてあります。
俱会一処のお念仏の世界です。
 南無阿弥陀仏のお念仏のおはたらきで私たちは共に一つ処で会わせていただけるのです。
遠く離れていても長い間会っていなくてもお念仏申すなかにご一緒させていただけるです。
 
 どんな人もこの命終えていきます。
皆さんの有縁の方々も命終えていかれました。
 ただ遠い遠いわからないところに行ってしまわれたということではありません。
阿弥陀さまのお浄土に往って仏さまに生まれて
南無阿弥陀仏のおはたらきとなってこの世に還ってみえてると聞かせていただきます。
 
 ただ懐かしいから帰ってくるのではありません。
この私を必ず救うという目的一つに還って来られていつでもどこでもご一緒くださる仏さまなのです。
 
 この目には見えないけれども南無阿弥陀仏のおはたらきの仏さまと仰いで
お念仏申すなかに今日一日も共々に生かされて生きてまいりましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.6.2)
 

6月新たなスタートです

2020-06-01
6月に入りました。新しい月です。
今日は月曜日で新しい一週間を迎えます。
 
 今日から全国的に学校の普段の授業が始まるということです。
学校が始まって子どもたちだけではなく大人もみんな社会全体の生活が始まるということで
新たな気持ちで今日の日を迎えます。
 
 まだまだコロナ感染は収束しておらず油断大敵ですが
長い間待ちわびた新たな一歩を踏み出すことです。
 
 新しい生活様式ということが言われます。
コロナ以前のような生活に戻ることは今は到底かないません。
 今回のことで今までの生活を見直すチャンスにもなりました。
コロナと共にある生活です。
 みんなでこうしましょうということも大事です。
ただこうしないといけないと言われてする前に
何か一つでも私にできることをさせていただく新たなチャレンジもいいのではないでしょうか。
 
 私たちの日々の生活はそれぞれ違いますが
私たちはお念仏のみ教えにつながったお仲間御同朋(おんどうぼう)です。
ご一緒にお浄土への人生を歩ませていただく御同行(おんどうぎょう)です。
共々にお念仏申す生活をさせていただきましょう。
 
 6月新たなスタートです。
お寺の行事もぼちぼち再開してまいります。
 今日は10時から円成会をします。
懐かしい皆さんとまたお会いできる楽しみです。
 
 コロナ禍のなかにもずっと皆さんとご一緒にお朝事のお勤めをさせていただきました。
お念仏の灯を毎日絶やさず守っていただいて今日のお念仏の生活があるのです。
 皆さんのおかげで6月新たなスタートをさせていただきます。
ありがとうございます。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.6.1)

「どんなものも変わってゆくけど 変わるという真理は変わらない」

「雑行をすてて 後生たすけたまへと 一心に弥陀をたのめ」という蓮如上人の法語を通して
浄土真宗のご法義の要を引き続き味わわせていただきます。
 
 昨日届いた仏教こども新聞の6月のことばは
「どんなものも変わってゆくけど 変わるという真理は変わらない」です。
 
 諸行無常の真理です。
この世の中で変わらないものは一つとしてない、この私自身も変わってゆくという仏さまの教えです。
 これからもいろいろなものが変わってゆくだろうけど
変わることを教えてくださる仏さまの真理だけは変わることがありません。
 
 南無阿弥陀仏の真実まことの法です。
生きとし生けるすべてのものを必ず救うそのまま救うおはたらきは
いつでもどこでも誰にでも変わらず行き届いてくださってあるというのです。
 
 この人生いろんなことがあるけれども南無阿弥陀仏を畢竟依として生きていけよと
親鸞聖人のお正信偈さま蓮如上人の御文章さまを今日もいただきます。
 
 5月最後の一日になりました。
お念仏申して精いっぱい生き抜かせていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.5.31)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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