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お念仏を申す生活法話

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阿弥陀さまに対面してほれぼれとお立ち姿を拝しお念仏申して御礼をさせていただきます

2020-10-14
 ちょっと前のニュースになりますが
大学で対面授業が一部始まったということです。
 小中高校は既に対面授業の学校が始まっていますが
大学はずっと自宅でオンラインの授業が続いて
一年生は入学したものの大学に行けず半年が過ぎました。
 やっと大学が始まるということです。
 
 授業は学問の習得のためにあり学ぶということです。
学校で級友と一緒に学ぶことの意義を思います。
 知識だけの習得でしたら対面でなくてもいいわけです。
自分で本を読んで勉強したりオンラインでいいわけです。
 自分の時間に合わせてという点からいうと
機能的効率的ともいえます。
 
 対面授業となるとカリキュラムに合わせて
教室に行かなければなりません。
 ただ対面授業の良さは
単に聞いて書いて覚えるだけに終わらないで
授業の中でも後でも先生にわからないことを質問できたり
友だち同士でディスカッションができることです。
 一緒にお茶を飲んだり食事をしたりと楽しみができます。
オンラインは個人的一方的でそういうことができません。
 
 コロナ後はオンラインの生活が多くなると思います。
ただ基本は対面です。
人と人とが会って話をすることです。
 
 仏さまのご縁は阿弥陀さまと私の対面です。
阿弥陀さまに対面させていただくご縁です。
 今日もこうしてお朝事に皆さんようこそお参りです。
阿弥陀さまに対面してほれぼれとお立ち姿を拝し
ご一緒にお念仏申して御礼をさせていただきます。
 落ち着きます。安心です。
 
 私たちの日々の生活を振り返ると
人と人との間にはいろんなことがあります。
 よかったねと喜びを共有する嬉しいこともあれば
お互いにため息をつくようなこともたくさんあります。
 
 嬉しいときも悲しいときもいつでも
私たちは阿弥陀さまをご本尊として仰いでいけるのです。
 私が対面しているようなことですが
阿弥陀さまの方からいつでもどこでも
南無阿弥陀仏のおはたらきで私のところに来てくださって
対面以上に丸抱えにしてご一緒してくださり
私の口からナンマンダブツとお念仏がでてくださる
大安心のなかに今日も生かされて生きていけるのです。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.10.14)

ようこそ円光寺へみんなの法話会にいらっしゃいました

2020-10-13
 昨日あんのん館で<みんなの法話会>をしました。
いつものメンバーで始めましたが少し遅れて
一人の女性がいらっしゃいました。
初めてお会いする方です。
 
 そのまま法話会を続けてお茶の時間になりました。
そしてその方と少しお話をしました。
 他県から越して来られて
今は大分市内にお住まいだということです。
 
 この会のことはお寺のホームページで知ったといいます。
先日の仏事相談室でもそうですが
今はネットの社会でホームページは不特定多数を対象に
その発信力のすごさを改めて知らされます。
 
 他のメンバーは円光寺のご門徒さんばかりで
未知の世界に飛び込んできてくださったのです。
 お寺は敷居が高いといわれます。
いつもの顔ぶれそれも門徒の中に入ることの難しさです。
 お寺参りしたい思いがあっても
想像以上に難しいものなのでしょう。
 
 今朝のご和讃をいただきます。
「たとひ大千世界に みてらん火をもすぎゆきて
仏の御名をきくひとは ながく不退にかなふなり」
(現代語訳)たとえ世界中が火の海になったとしても
ひるまず進み阿弥陀仏の名号を聞き信じる人は
決して迷いの世界にもどることのない身となるのである。
 
 命がけで南無阿弥陀仏のお心を
聞かせていただきなさいと
仏法聴聞の一大事と難しさを教えてくださいます。
 
 お寺参りには重大な決心が要ります。
相当な決心をもって昨日のご縁に遇われたのですね。
本当に有り難いことです。
 
 もう一つ仏法聴聞のご縁ができていることの有難さです。
みんなの法話会もそして今日のお朝事もです。
 いつもの皆さんがお参りされる仏さまのご縁があって
誰もがお参りできるご縁が用意されているということです。
 
 私がつくったご縁ではありません。
阿弥陀さまがつくってくださったご縁なのです。
 南無阿弥陀仏のご縁つながりです。
昨日もお話を聞いていましたら
他県のお寺さんにご縁があったといいます。
仏さまのお話を聞いていたといわれました。
 
 まだ会ったことがない方がたくさんいらっしゃいますが
私たちはもうすでに南無阿弥陀仏のご縁つながりのなかに
からめとられつかまっているのです。
 阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のお心おはたらきのなかに
共々に生かされてあるのです。
 
 お念仏のみ教えに聞かせていただきましょう。
お念仏申す身にさせていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.10.13)

阿弥陀さまがこの私を追っかけて来て南無阿弥陀仏に捕まってお念仏申す身にさせていただきました

2020-10-12
 今朝のご和讃に真実信心という言葉がありました。
他力の信心と御文章で何度も出てまいりますが
他力とは真実ということです。
 
 親鸞聖人は真実という言葉に左訓といってそのお心を
「いつはりへつらわぬを真といふ
実といふは必ずもののみとなるをいふなり」
と示されています。
「もののみとなる」とは
十方衆生の生きとし生けるものの身になりきるという
阿弥陀さまのおはたらきのことです。
 
 十方衆生のいのちの身になって「必ず救うまかせよ」
と南無阿弥陀仏のおはたらきを届けてくださるのです。
 この私の身になりきって必ず救うと
いつでもどこでもおはたらきくださっているのです。
 今日も私の口から何度も何度もナンマンダブツと
お念仏が出てくださったのがその証です。
 
 阿弥陀さまはこの私のことが心配で心配でならないで
いつも思うてくださっているのです。
 阿弥陀さまに背を向け逃げて行く私を
どこまでも追いかけて摂め取って捨てないのです。
 
 阿弥陀さまが私のこの身に来てくださるのです。
阿弥陀如来さまの他力のおはたらきです。
 真実真如の世界からこの私をこそ救うと
この身に来てくださって阿弥陀さまに捕まったのです。
 
 この身そのままを救うと南無阿弥陀仏のおはたらきです。
私は「はい」とおまかせするしかありません。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.10.12)

南無阿弥陀仏のご縁つながりでお葬儀をさせていただきます

2020-10-11
 昨日朝早く遠方のお寺さんから電話があって
大分にお住いのご門徒のご縁の方が亡くなって
お葬儀をお願いできないかということです。
 早速連絡を取ってもらってお寺に来ていただき
ご相談させていただきました。
 
 明野にお住まいで80歳後半の方です。
明野は新日鉄の関係者が多い所です。
 大分で新日鉄が創業を始めた今から40年50年前の頃
全国各地から大分に就職され家を建てられ家族と暮らし
退職して今もう70歳80歳代になっている方が多くいます。
 
 お葬儀は予定できることではありません。
いくら病状が悪くても家族の葬儀は考えたくないですが
いよいよ亡くなってお葬儀これからのことをどうするか
急なことで時間の猶予もなくまた相談する人もなく
今は一般的に葬儀社に相談する方が多いと思います。
 
 どこの葬儀社に頼むかという問題です。
もう一つはどこのお寺にお願いするかということです。
 お家のお寺があるときは
所属のお寺に連絡すればいいことですが
決まったお寺がない場合は大変悩まれるところです。
 日頃のご縁つながりがないと困ります。
逆にお家のお寺が決まっていることの安心です。
皆さんは円光寺に所属する浄土真宗の門徒なのです。
 
 今はお葬儀も直葬といってお坊さんもお経も要らない
葬儀が増えているようです。
 お寺とのつながりを嫌がるのです。
お寺の檀家門徒になると後々色々大変だという
不安な思いがあるといいます。
 
 今はその時だけの便利なお坊さんが重宝されています。
葬儀社やネットを通じて
葬儀の時だけお勤めに参るお坊さんです。
 頼む方も頼まれる方も万事都合のいい話のようですが
葬儀の後で四十九日初の盆一周忌などのご法事のお勤めを
お寺に頼みに来られる方がいらっしゃいます。
都合にあわせてその都度お勤めを頼まれるのです。
 
 法名の意味をしっかり聞かせていただきたいのです。
生前に法名を戴いている方もいらっしゃいますが
どんな方も法名をつけてお葬儀をさせていただきます。
 法名は仏弟子になった証のお名前で
法名をもって仏教の仏式のお葬儀をさせていただくのです。
 
 もう一つ法名の大事な意味は
お寺の過去帳に法名を記載するのです。
 所属のお寺の過去帳に記載することで
お寺とのご縁がこれからもずっとつながっていくのです。
 南無阿弥陀仏のご縁つながりの安心です。
 
 若くて元気な時は死の縁は考えない
考えたくないということでしょうが
そういう時がわが身のこととして必ず来ます。
 大切な方とお別れする悲しみのご縁ですが
南無阿弥陀仏のご縁つながりのなかに
仏さまのご縁といただける安心のみ教えなのです。
 
 このたびのご縁で本当に有り難かったのは
ご先祖のつながりでお寺さんとのご縁があったことです。
 そのお寺さんから私の方にご連絡がありました。
同じ浄土真宗本願寺派のお寺同士で
日頃からつながりがあるということです。
 南無阿弥陀仏のご縁つながりです。
 
 今日皆さんがお寺のお朝事にお参りして
御仏前に座ってらっしゃるのも南無阿弥陀仏のご縁です。
円光寺の門徒というご縁です。
 南無阿弥陀仏のご縁つながりを日頃から大切に
南無阿弥陀仏に安心して今日もお念仏申して
生かされて生きてまいりましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.10.11)

南無阿弥陀仏のご本尊の阿弥陀さまのお家のあんのん館でお念仏のお話です

2020-10-10
 昨日あんのん館で円光寺通信でご案内の
<仏事なんでも相談室>をしました。
 月に2回金曜日の午後開いていますが
これまでいらっしゃった方は殆どいません。
 
 昨日の会はその前日にホームページのお知らせ欄に
「明日仏事なんでも相談室をします」と載せました。
 
 午後2時前からあんのん館で待っていましたら
2時過ぎに一人のご門徒さんが来てくださいました。
「ホームページをみられましたか?」と聞くと
「ホームページをいつも見ています」と言われて
すごく嬉しく有難かったです。
 
 毎月<円光寺通信>でお寺の法要行事のご案内をしますが
一か月の予定で何日か先のことですので
すっと見過ごすことも多いのではないでしょうか。
 特別な用事でもない限り何日か先の予定まで立ちません。
そうしたなかで重ねて明日のご案内です。
 
 親鸞聖人の御廟所大谷本廟の墓地にお参りしましょうとの
キャッチフレーズが「明日、会いに行こう」です。
 明日です。
今日の日程は皆さんほぼ決まっていると思います。
 明日です。
明日の日程も決まっている方もいらっしゃると思いますが
少し時間の猶予があります。
 
 お寺はみんなのフラットホームという話です。
ふらっとお寺に来ませんかというお誘いします。
阿弥陀さまがいつもお待ちです。
 あんのん館も南無阿弥陀仏のご本尊の
阿弥陀さまのお家です。
 御仏前でお話をします。
 
 仏事に関することですが
お家のことこれからのお寺のことなど
日頃思ってらっしゃることに話が広がりました。
 お寺のことをこんなに思ってくださっているのだと
有難くそして頼もしくお話をお聞きしました。
 
 御仏前でお話ができるというお寺の強みです。
お朝事にお参りの皆さんにこうして私がお話していますが
皆さんもお話しているのです。
 仏さまと南無阿弥陀仏のお話です。
「仏と話をするときは称名念仏これが話よ」と
先人の言葉をいただきます。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.10.10)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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