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お念仏を申す生活法話

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<オンライン法要>です

2020-11-28
 昨日の夜は御正忌報恩講のご縁で
初めての試みでオンライン法要でお勤めしました。
 
 お参りの皆さんにお話したことですが
あらためてお寺にお参りすることの意味有難さを思いました。
 御仏前でのお勤めということです。
仏さまの御前に座らせていただき
仏德讃嘆のお勤めができ仏法聴聞ができて
ご一同にナンマンダブツとお念仏申し
御礼ができるご縁なのです。
 
 家に居ながらにして法要の様子は伺えますが
法要の雰囲気は中々伝わらないところがあると思います。
 
 こここの御仏前の有難さです。
お浄土の荘厳を前にしながらのご縁です。
 阿弥陀さまがましますお浄土は
私たちが等しく往き生まれる処と聞かせていただきます。
 お浄土のお荘厳の一つ一つが
この私をこそ必ず救うとの南無阿弥陀仏のおはたらきです。
 
 南無阿弥陀仏のおはたらきを
目に見て口に声に出し耳に聞いていくのです。
 光明と名号のおはたらきです。
色んな手立てを駆使され阿弥陀さまはこの私を必ず救うと
あらためてお浄土の荘厳おはたらきを有難く思いました。
 
 今日はもうご満座です。
ご満座の後で片付けをします。
 明日の朝には平生のお荘厳に戻ります。
賑やかさが大分違いますが平生は平生でいいのです。
 阿弥陀さまはいつもご一緒です。
今日も明日も明後日もご一緒なのです。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.11.28)

<子ども報恩講>をお勤めしました

2020-11-27
 昨日から御正忌報恩講のお勤めが始まって
今日は中日今晩は大逮夜というご縁で
明日はご満座になります。
 
 昨日の夜は毎年いつものように
子ども報恩講をお勤めさせていただきました。
 コロナ禍ということで
子ども会OBOGの中高大学生のスタッフによる
人形劇は今年はお休みしました。
 
 中々思うように準備ができないなかで
子どもさんがお家の人と三人お参りしてくれました。
OBOGもいつものようにお手伝いにきてくれて
いつもと違う賑やかなお内陣のお荘厳を前に
一緒にお勤めをし仏さまのお話を聞いて
ビンゴゲームで楽しみました。
 
 本当に有り難いことです。
私たちはどうかすると人数で会の盛会云々を評価します。
 確かに人数が多ければ盛り上がっていいのですが
阿弥陀さまのお心は一人一人に行き渡っているのです。
十人は十人ながら百人は百人ながらのお救いです。
 
 一人一人にどうか信心いただいてお念仏申す身になって
おくれと南無阿弥陀仏のおはたらきです。
 南無阿弥陀仏のお念仏のご縁に遇うて
私のお念仏申す人生が始まるのです。
 お念仏申す生活日々の営みです。
 
 今日もこうして皆さんお朝事にお参りされました。
皆さんがお参りしてくださってお朝事のご縁が続きます。
 子ども会も今年も皆さんがお参りされてできました。
来年も再来年も子どもの顔ぶれは年々変わって行きますが
子ども会のご縁は続きます。
 
 毎年11月26日の夜に円光寺の本堂から子どもたちの
南無阿弥陀仏のお念仏の声が聞こえてきます。
 お寺が生きています。
お念仏のご法義が生きているのです。
 御正忌報恩講のご縁に南無阿弥陀仏のお心おはたらきを
聞かせていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.11.27)
 

御正忌報恩講のご縁です。お誘い合わせお参りください。

2020-11-26
 本堂お内陣のお荘厳が整いました。
阿弥陀さまの浄土の荘厳です。
 このお荘厳お飾りの一つ一つが
私が往き生まれるお浄土のすがた
南無阿弥陀仏のおはたらきといただきます。
 
 今日明日明後日三日間の
親鸞聖人御正忌報恩講のご縁です。
 私たち浄土真宗門徒にとって
一年一度の一番大切なご縁です。
 
 皆さんお誘い合わせ
お念仏のご縁をいただき
ご一緒にお浄土参りさせていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.11.26)

今を大切に生きてまいりましょう

2020-11-25
 昨日11月24日は母の95歳の誕生日でした。
今は施設にお世話になっています。
 体調が悪いということではなく
コロナ禍もあり用心してということです。
 
 昨日少し話をしながら改めて思ったことです。
私もその歳になってわかることだと思いますが
常に精神的な不安があるようです。
 体調がいい時はすごくにこやかに振る舞っていても
ちょっと気にかかることがあると
急に落ち込むことが増えてきました。
 
 皆さんは「元気やね。歳より若いね」と言われたら
何か嬉しく思いませんか。
 母も周囲の人からそのように言われて嬉しそうで
私たちはそんな言い方をついついしてしまっています。
 
 その声かけは嬉しいし励みにもなるのですが
高齢になって元気ね若いねと言われても
歳には勝てないことがこの身に出てきます。
 
 励ましのつもりで頑張ってるねと言ってくれることが
身に重く感じることってありませんか。
「そうじゃないんだよ。ちょっとつらくなってきたよ」
というところが次第に出てくるのかなと思います。
 
 生きるということは当たり前ではありません。
実に大変なことです。
 何もしなくて生きてきたのではありません。
頑張って生きてきたんですね。
 
 そのことをお互いに認め合うことって
本当に大事なことだと思います。
 ただこれからも頑張ってと言うことは
歳を重ねるなかではばかられます。
 
 年老いた人も若い人も今なんです。
今を生きることに変わりありません。
 今を大切に生きることが
仏さまの思し召しといただきます。
 
 どんな人もと敢えて言います。
どんな人も生きていることに意味がある価値があるのです。
 何か私たちは他人と比較して
こう生きることがよいことで
こんな生き方では駄目だという見方をしていませんか。
 
 あの人のようになりたいと自分が思うこと
しっかり目標をもって生きることは尊いことです。
 ただその人のものさしで親しい人から自分を見られると
辛い以上にしんどいですね。
 
 仏さまは今のまんまでいいんだよと
ありのままの私をそのまま受けとめてくださいます。
 今のまんまといって
ずっとこのまんまの私ではありません。
 刻一刻と変わり行くなかに
思い通りにならないことがたくさん出てまいります。
 
 今のまんまでいいんだよというのは
今のままのあなたをそのまま引き受けて
一緒に生きて往こうという
南無阿弥陀仏のおはたらきにおまかせすることなのです。
 
 仏さまといって私たちのご本尊の阿弥陀さまですが
先に往かれたご先祖有縁の仏さま方といただきます。
 私を心底から支えてくださる
南無阿弥陀仏のお喚び声を聞かせていただいて
今日一日も大切に生かされて生きてまいりましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.11.25)

浄土のお荘厳が整いました

2020-11-24
 昨日はご門徒皆さんに仏具のおみがきから
お内陣のお荘厳外の幕はりまでお手伝いいただいて
御正忌報恩講の準備が整いました。
 
 コロナ禍でいつものお飾りつきやお菓子作りは
今年は取り止めにしましたが
今できる精いっぱいのことをさせていただいたことです。
 
 御正忌報恩講は一年一度の親鸞聖人の御法事を
ご門徒皆さんが施主になってお勤めするという
浄土真宗門徒の最も大切なおつとめです。
 
 何よりご門徒衆のご加勢お手伝いをいただかなければ
こんなに見事なお荘厳はできないわけですが
こうして浄土の荘厳を前にして
阿弥陀さまのお救いの法南無阿弥陀仏のおはたらきの
確かさを本当に有り難くいただくことです。
 
 私にできるお手伝いをさせていただく布施行です。
誰にもできる無財の七施のなかの身施です。
 皆さんのお気持ちいっぱいが
阿弥陀さまのお浄土をお荘厳してくださるのです。
 
 もちろん浄土の荘厳は阿弥陀さまの仕業ですから
南無阿弥陀仏一つのおはたらきです。
 
 どうか阿弥陀さまの本願念仏の法に遇ってほしい
お念仏を申す身になってこの人間界を生き抜いて
阿弥陀さまのお浄土に往いて
仏のいのちに生まれてほしいという
大きな願い南無阿弥陀仏のおはたらきのなかに
明後日26日から三日間御正忌報恩講法要を
お勤めさせていただきます。
 
 どうぞ有縁の方お誘い合わせお参りしてください。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.11.24)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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