大分の町中でお念仏
2022-12-26
昨日は妻と二人でふらっと
大分の町中に出かけました。
日曜日でクリスマスということでしょうか
人出が結構ありました。
お昼にしようと
いつもは行かない商店街の居酒屋に入りました。
私たちは昼食の定食ものを注文しましたが
周りのお客の殆どが一杯やっていました。
他にも居酒屋さんが増えている通りで
「昼飲みOK」の看板が出ています。
何かいいですね。
若い女性がハイボール片手に
ニコニコ話がつきません。
座敷ではもうちょっとした宴会で
盛り上がっています。
お寺もこんな感じの
空間時間ができないものかと
ふと思います。
お酒をいただいて南無阿弥陀仏
話が弾んで南無阿弥陀仏
いつでもどこでもどんな状況の中にも
阿弥陀さまは私に付いて離れず
ご一緒です。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.26)

お葬儀のご縁で「よかったですね」
2022-12-25
昨日のお葬儀のご縁のことです。
住職を継職して私は前住職となり
新住職が臨終勤行お通夜から
葬儀のお勤めの導師をします。
私はというと
葬儀のご縁で初めてお勤めするということで
葬儀の直前に御仏前にお参りして
ご尊顔を拝し喪主のご家族にお悔やみを申します。
穏やかなきれいなお顔でした。
有り難かったのは門徒式章をかけていたことです。
「式章をかけてくださってよかったです」
と申しあげました。
「よかったんでしょうか」と言われて
「皆さんに式章をかけていただきたいのですが
よくかけてくださいました」と言いました。
お寺参りには念珠と聖典を持って
そして門徒式章をつけてお参りしましょうと
いつもお話していることですが
よくお寺参りされる方はお家のお参りでも
そのことが身についていて
そのいつものお参りのお姿を
お家の方が見ていたのでしょう。
お寺参りはお浄土参りの習いです
というお取り次ぎです。
「いつもの式章をつけられて
いよいよお浄土参りですね」
と心の中で声をかけて
「悲しいご縁ですがよかったですね」
とご遺族に申しました。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.25)

クリスマスイブにお念仏
2022-12-24
朝から大雪のニュースです。
大分県も昨日は日田や中津が風まじりの降雪で
道路にたくさん雪が積もっていましたが
南国高知市内もすっぽり雪に覆われ
今朝の名古屋の映像は雪国を思わせるものでした。
今日は12月24日のクリスマスイブで
雪を降らせる低気圧もクリスマス寒波などと
ネーミングされて何かロマンチックですが
こんなに雪が降ると直接生活に支障をきたし大変です。
クリスマスソングの定番で
山下達郎が歌う『クリスマスイブ』は
イブの夜の恋人たちの素敵な出会いを映像化した
JRのCMで有名になり
この日を楽しみに思い描いて
外に出られる方が多いと思いますが
雪の降る日は温かいお家で過ごすのもいいですね。
クリスマスイブの過ごし方も人それぞれですが
お念仏申させていただきましょう。
阿弥陀さまの
「いつも私が一緒だよ。
どんなことがあっても大丈夫安心して
あなたの命輝かせて一緒に生きて往こう」と
南無阿弥陀仏のお喚び声が聞こえてきます。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.24)

十畳一間の下宿生活です
2022-12-23
住職継職の機会に
これまで溜まった資料の整理もあり
部屋を片付けることになりました。
たくさんの本や資料の数々です。
あたりだしたら切りが無くなり
大変なことになりました。
今まで日常生活で使っていた部屋の床を
補強することもあって
荷物を大移動させることで
普段使う部屋を変えることになりました。
お寺の家は一般のご家庭と違って
来客用の部屋がいくつかあります。
日頃は空き部屋になっていますが
十畳一間の部屋を当分の間
私の書斎がわりに使わせてもらうことになりました。
高校時代を思い出します。
自分の部屋はありましたが
特別な来客用の広い部屋を占領して
大きな机に教科書参考書ノートをいっぱい広げて
勉強したり布団を敷いて横になったりして
自分の思うように使ったものです。
大学時代の下宿生活の体です。
エアコンもテレビも備わっています。
何か新たな楽しみができたようで
うきうき気に入っています。
70歳のいい歳になり
住職を退任して
さあこれからどうしようかなと
十畳一間の下宿で
これまでのことを整理しつつ
若い頃に戻ったように
夢を追いかけ楽しんでいきたいと思います。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.23)

検診の結果が良くても悪くてもお慈悲の中
2022-12-22
大分市の基本健診で
眼圧の検査を受けました。
片方の右目に当てて写真を撮りましたが
何回してもうまく行かない様子で
「左目も撮りましょう」ということになりました。
何回か撮り終って
「どちらかいい方を先生に診せましょう」と言われます。
「えっ?」
いい方ってどういう意味かと思っていると
「よく撮れている方です」と言われて
納得しました。
検診は体の悪いところをチェックするものですが
検診前には気をつけて体調を整えるように心がけます。
ある人は「検診前の一週間は酒やたばこを控えて臨む」
と言われます。
「検査結果が良い方がいい」というのです。
気持ちは分からないでもありませんが
普段日常の生活の中での検診です。
ただ良い結果が出ればいいのでしょうが
要は今のありのままの事実を知ることで
今後の対応を善処するということです。
仏教は私のいのちのあり方をありのままに知らせて
真実のいのちの営みに目覚めなさいと教えてくださいます。
浄土真宗のみ教えは
迷いの私のありのままを見抜かれた阿弥陀如来が
大悲のお心でそのまま救うと本願をおこし成就して
南無阿弥陀仏のおはたらきでお浄土に往生させ
さとりの仏にしてくださるというのです。
どんなに自分を良く見せようと頑張ろうとも
もうすでに私のすべてをありのままにご存知で
そのまま救うとおはたらきなのです。
検診の結果で改善すべきところはお医者さんに相談し
良くも悪くも阿弥陀さまのお慈悲の中に安心して
今私にできることをさせていただきましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.12.22)
