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お念仏を申す生活法話

地獄に堕ちるべき身がそのまま極楽に参らせてもらう

2018-09-08
 今日も御文章さまを拝読するなかで、地獄に堕ちる身がそのまま極楽に参る身になるという御文をいただきました。
「横載五悪趣の章」です。
 
 私たちの阿弥陀さまのお救いはこうしてこうしてこうしてと段階を踏んで救われていく救いではなくて
横ざまに超える救い、そのままありのままに今の救いといただきます。
 
 ただこの身はどこまでも煩悩具足の身であります。親鸞聖人のお言葉をいただけば地獄一定のわれらです。
地獄に堕ちるべき身がそのまま極楽にお参りできる身になるといいます。
 私がこうしてこうしてこういう努力をし修行をして煩悩を断ち切って救われるという救いではないということです。
そのまま来いよそのまま救うという阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のおはたらき一つで私たちは救われていくのです。
 
 凡夫の身がそのまんま、私たちはどこまでも凡夫の身なのです。
この身を生きる限りは凡夫の情が今日もああやこうやとはたらきます。
 
 思い悩み苦しみ迷う私を見たときにこの阿弥陀さまは座っちゃおれんで立ち上がって
南無阿弥陀仏となって私のところにもう既に来てくださってあるというお救いです。
 
 どうぞナンマンダブとお念仏を申すなかに今日の一日も過ごさせていただきましょう。
 
 ご一緒に、お念仏申しましょう。(2018.9.8)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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