光明と名号のおはたらきで必ず救う
2022-11-16
昨日夜7時頃大分駅に行きました。
駅の構内から出ると
目の前にきれいなイルミネーションが広がりました。
光のファンタジーです。
駅前の広い空間いっぱいの幻想的な世界に
若者を中心に多くの人が行き交っていました。
光は本来この目には見えないものですが
電球などで見事に目に見える化したものです。
今日の御和讃の最初に
「源空光明はなたしめ」
(源空聖人はその身から光明を放って)
とありました。
親鸞聖人のお師匠さん
本師源空法然聖人のことです。
法然聖人がこの世にましまして
光明を放ってくださったといいます。
親鸞さまは法然さまのことを
阿弥陀如来の化身と仰いて敬われました。
当時の人は勢至菩薩の生まれ変わりと
疑わなかったといいます。
勢至菩薩は阿弥陀如来の脇侍で
慈悲のおはたらきの観音菩薩と
勢至菩薩は智慧のはたらきといいます。
智慧の光明です。
智慧の光明を放って
煩悩具足の身をありのままに知らせてくださり
そのままお慈悲のおはたらきで
光明の中に摂取してくださるのです。
光の仏さま阿弥陀如来の光明のおはたらき
智慧と慈悲のお徳です。
光り輝く阿弥陀さまのお姿となって
この目に見えてますね。
光明のおはたらきで
「必ず救うまかせよ」と
南無阿弥陀仏の名号を届けてくださり
今日もこの口から南無阿弥陀仏とお念仏申せましたね。
南無阿弥陀仏と
阿弥陀さまがご一緒です。
今日このご縁だけではありません。
昨日も一昨日も明日も明後日も
日々私が生きているところに
いつでもどこでも寄り添って
「お前を必ず浄土に生まれさせ仏にさせる」と
おはたらきなのです。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.11.16)
