仏事について
ご本尊の仏さまをお迎えする慶びの仏事を入仏法要(式)といいます。
浄土真宗のご本尊は阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)です。
お仏壇は仏さまをご安置するためのもので、阿弥陀さまのお浄土を表します。
「仏壇を買ったので、魂入れをしてください」と言われます。
浄土真宗では「お魂入れ」とか「お性根入れ」とか言いません。
お家の中心にお仏壇をご安置させていただきます。
ご家族一同の生活の中心です。
ご一緒に、仏さまに手を合わせ、お念仏申し、お礼をさせていただきましょう。
【入仏法要のポイント】
①慶びの仏事(法要)です。お仏壇をきれいにお荘厳(お飾り)しましょう。
②お仏壇に内敷をかけ、お仏飯、お供物、お花、お灯り(ろうそく)、お香をお供えしましょう。
③慶事のご縁です。赤飯のお仏飯、赤いおろうそく、お包みは紅白ののし袋をお勧めします。
皆さん、ようこそです。
「起工式」という言葉なかなか耳にすることはないかもしれません。
(きこうしき)と読みます。
「地鎮祭」という言葉は一般的ですかね。
あまりこう書くと勘違いされるのですが、
内容はほとんど一緒ですね…。
その土地に家を建てる前にする仏事です。
「地鎮祭」は神様のイメージですが、
円光寺は仏教なので、「起工式」といい、
仏様をお迎えしてお参りするのです。
内容は、
〇仏さまに家を建てることを奉告
〇その土地に感謝申す
ということです。
このように、
一般的には神事が多いものでも、
仏式の行事はあります。
仏教は別に不幸な行事だけではありません。
私たちの人生のおいての行事は様々です。
これこそ、仏様中心の生活、お念仏中心の生活
ということだと思います。
ご門徒の皆さんもなかなか知らないことだと思いますが、
ご縁がありましたら、お寺にご連絡ください。
法事について
その他
最近、御朱印集めが流行っているようです。
そのおかげで、神社や仏閣の参拝が増えたこともあるでしょう。
御朱印とは、「参拝の懇志を受けていただけるもの」だろうと思いますが、
御朱印集めをする方にとっては、
「私がそこ(神社や仏閣)にお参りした証」
と考えてると思います。
では、円光寺では御朱印がもらえるのか?
まず、円光寺のご宗旨は「浄土真宗(じょうどしんしゅう)」です。
浄土真宗の教えは、
「阿弥陀様の本願(願い)を聞き」「お念仏を拠りどころにしていく」
ことを大事にしています。
ですので、
先述べたような「私がお参りしたから」という自らの功徳(くどく)を、
積んでいくようなことは必要ないのです。
質問の答えとしましては、
浄土真宗の教えを大事にしている円光寺では、
そもそも御朱印のような考えがないということです。
※最後に
あくまでも円光寺はありませんということです。
その他の神社仏閣には御朱印があると思いますし、
観光で参拝して御朱印をもらうことは記念になりますし、
そのためのご懇志は建物の護持につながっています。
大変ありがたいことだと思います。
円光寺新院
ロウソクはお仏壇の荘厳で、
大事なものです。
今ロウソクといえば、
簡単に分けると「和」と「洋」があります。
皆さんは普段どちらを使いますか?
※ロウソクについて詳しくは検索するとでてきます
「洋ロウソク」
〇皆さんがよく目にするもの
〇コンビニやスーパーでも販売している
〇値段も安く数も入っているのでコスパ最強
〇一定の時間使える
〇芯が細く消えやすい
→現代のロウソクといえばコレって感じ
「和ロウソク」
〇時代劇などでよくみる
〇主に仏壇店などで販売している
〇一本当たりの値段も安くはない
〇一定の時間使える…とはいえない
〇芯が太く消えにくい
〇洋ロウソクとは違い火の強さと動きがあり綺麗
→昔のロウソクといった感じ
以上のことを踏まえて、
皆さんはどう思いますか?
別に正解はありませんし、
どちらでも構いません。
しかし、和ロウソクを使ったことがない方は、
ぜひ一度使った見てください。
そのなんともいえない綺麗に揺らぐ炎を…。
和ロウソクを使うときの注意事項ですが、
先に述べたように芯が太く残ってしまします。
あまり長い時間放置してしまうと、
残った芯が長くなり消しにくくなります。
円光寺では、
普段は洋ロウソクを使用し、
御正忌報恩講で和ロウソクを使用します。
法要は長い時間なので、
途中で長くなった芯を切っています。
皆さんも節目に「和ロウソク」を使ってみましょう。