何とかならんのかなあ
2026-08-04
熊本地震から一週間です。
被災地は断水が続き猛暑と余震の中で
片付けもままならないとのことです。
避難生活の窮状が連日報道され
災害関連死の増加が懸念されるといわれます。
1995年の阪神淡路大震災から
何度も大きな震災を経験し
熊本は10年前も大地震に見舞われて
これまでの教訓もあったと思いますが
今回も同じようなことを繰り返すようなことです。
トイレ・キッチン・ベッドの
基本的な生活環境を48時間以内に整える
<TKB48>が提唱されているといいますが
今回もそうした課題が解消されないまま
劣悪な環境下で避難生活を送らざるを得ない事態に
何とかならんのかなあと思います。
人間の生きる尊厳を奪うようなことです。
被災して当面身を寄せる避難所は
十分確保しておくべきものですが
長時間の不自由な心身の拘束には限度があります。
広域避難やホテル旅館などへの
二次避難が言われますが
即座に対応できる態勢ができているのでしょうか。
国や県自治体の財的支援等
強い指導力が求められますが
何かもどかしさを感じます。
被災地の中にいて物事を見ると
あそこもそこもどこもみんな大変だから
私も我慢しようと過度の自己抑制に陥ってしまいます。
大きな視野に立って見ると
できることはたくさんあるのではないでしょうか。
阿弥陀如来の「十方衆生を分け隔てなく必ず救う」
本願成就の南無阿弥陀仏のものの見方に立って
あなたも私も皆共にお念仏申されるように
今私にできることをさせていただきましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2026.7.4)
お盆参り
2026-08-03
今日からお盆参りです。
8月に入って早々にご門徒のお家を
各地区ごとに15日までお参りします。
毎年夏のこの暑い時期に何でと
思わないでもありませんが
これも日本の夏の風物詩なのでしょう。
お家お家にお参りして互いに交わす
「暑いですね」の挨拶言葉ですが
近年のこの猛暑酷暑には閉口してしまいます。
今は夏休みですが
外で遊ぶ子どもたちの姿を見ることはありません。
人気のプール遊びも水温の異常上昇で
遊泳禁止になることもあるそうです。
クーラー全開の涼しい部屋でゲームに興じる
現代の子ども事情のようです。
年に一度のお盆参りのご縁です。
お仏壇をお盆のお飾りできれいにお荘厳されて
お家のご門徒さんが迎えてくれます。
御仏前にご一緒に座りお勤めをして
お念仏を申します。
先に往かれたご先祖有縁の仏さまが
つくってくださったお念仏のご縁に
お礼を申させていただきます。
この目には見えない仏さまのおはたらきです。
今こここの私を「われにまかせよ必ず救う」と
南無阿弥陀仏のお喚び声です。
ものの命をいただき愚痴や怒りの言葉も出る
この同じ口からお念仏が出てくださいます。
欲深く罪深いこの身そのまま
南無阿弥陀仏の摂取不捨のお慈悲に抱かれて
今日一日もお念仏を申して生きる身の幸せを
有難く思います。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2026.8.3)
キーワードは「かえる」です
2026-08-02
★☆ キーワードは「かえる」です ☆★
8月お盆月です。
お盆には先に逝かれたご先祖が
懐かしいお家に帰ってみえるということで
お仏壇やお墓をきれいにお掃除お飾りして
お盆を迎える風習が
日本各地に様々なかたちで伝承されています。
浄土真宗のご法義は
先にお浄土に往生されたお方は
南無阿弥陀仏の仏さまのおはたらきで
この世にいつでも還って来て
後に遺った私たちにお念仏のご縁をつくり
往生浄土の道行きをご一緒してくださる
と聞かせていただきます。
お盆の期間限定ではなく
いつでもどこでも私のところに還って来て
お念仏申させてくださるおはたらきの
頼もしさ尊さを思います。
さて、お盆のキーワードは「かえる」です。
お盆のご縁の特別感は
先に往かれたご先祖だけでなく
後に遺ったご家族有縁の方々も
帰ってみえるということです。
故郷の実家から遠く離れて暮らす
学生さんも就職した方も
結婚して別に所帯を持つ方も家族連れで
みんなが懐かしいお家に帰って来られるご縁が
お盆なのです。
特別きれいにお盆のお荘厳をされた
お家のお仏壇の御仏前で
皆人一堂に会して仏さまに手を合わせ
お念仏申しお礼をして
広いお仏間で一緒に食事をいただきます。
昼夜を問わずお酒も入って
ゆっくりにぎやかに皆さんで懇談します。
久しぶりの再会で色んな話に花が咲きます。
この目には見えませんが
皆さんが同じお家に帰ってみえて
共に会えるお念仏のご縁をつくってくださった
ご先祖有縁の仏さま方もご一緒に
きれいにお飾りされたお盆のお仏壇は
いつにも増してにぎやかです。
御仏前でお念仏の仏法聴聞のご縁です。
仏法の鏡に私のあり様をそのまま映し
振り返らせていただいて
私が私がと自己中心に自分の都合で生きている
ものの見方考え方が
お念仏中心の見方考え方にひっくり返されるのです。
阿弥陀如来は
「生きとし生けるものすべてを分け隔てなく必ず救う」
本願成就の南無阿弥陀仏のおはたらきで
迷いの世界に苦悩する私たちを
お慈悲の中に摂め取って捨てないと
いつでもどこでもご一緒してくださっています。
お念仏ひとつでどんな人も救われるご法義です。
「われにまかせよ必ず救う」
南無阿弥陀仏のおはたらきにそのまままかせて
あなたも私も皆共に
お念仏申して往生浄土の道行きをご一緒させていただき
懐かしい有縁の仏さま方が待ってらっしゃる
私たちのいのちの古里
お浄土に帰らせていただくのです。
★『ようこそ月報』2026年8月号より
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2026.8.2)
仏さまのご縁です
2026-08-01
今日はお盆前恒例の門徒総出の大掃除です。
朝早くから多くのご門徒衆が定刻にお寺に参集され
各地区ごとに本堂・庫裡・境内を
きれいにお掃除してくださいます。
早朝とはいえ気温は30度近くで
今日も猛暑酷暑の予報です。
半時間ほどの作業でしたが
皆さん汗びっしょりになって
後で本堂でいただく冷たいアイスで
ほっと一息つきます。
開けっ放した戸の外からいい風が入ってきます。
自然の爽やかな風にまたほっとします。
仏さまのご縁です。
阿弥陀さまの「まかせよ救う」の
南無阿弥陀仏のおはたらきに乗じて
皆さんお寺にお参りされて
お盆のご縁ご法義繁昌のお手伝いをしていただき
阿弥陀さまにお念仏お礼申して
それぞれのお家に帰って行かれました。
今日一日が始まります。
私たちの生活ぶりはそれぞれ違いますが
阿弥陀さまの大きなお慈悲に抱かれて
あなたも私も皆共に
お念仏申して生きてまいりましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2026.8.1)
サマースクール今昔
2026-07-31
今日はお寺のサマースクールです。
毎年小学生を対象に夏休みのこの時期に行っており
今年で44回目になります。
今回も当初参加していた子どもたちの
子どもやお孫さんが参加されています。
ずっとお寺で寝泊まり食事をする
一泊二日の盛り沢山のプログラムでしたが
コロナ禍で大きく様変わりし
また近年の猛暑酷暑ということもあって
午前中の日程で昼食をして終了するものになりました。
内容はその時どきで変わりますが
要はお寺という異空間に皆が集まって
一緒に非日常のご縁にあうということです。
仏さまのご縁です。
お寺の本堂の中心ご本尊の阿弥陀さまの御仏前で
子どもたちそして住職はじめスタッフの大人たちも
一堂に会し仏さまに手を合わせ
お念仏申してお礼をさせていただくことの肝要です。
仏さまのお話をさせていただきます。
学校では習うことのない
これまで聞いたことがない話です。
難しいからわからないということではなく
御仏前に座って聞いておくことの大事です。
お寺で楽しかったことを
子どもはそのまま持ち帰って
お家の人に話すこともあるでしょう。
そして歳を重ねるなかで
お寺のサマースクールのことを
思い出させてくれるのも仏さまのご縁です。
あの時のあなたも私も今のあなたも私も皆共に
お念仏申して仏さまのご縁につながって
今も昔もこれからも
阿弥陀さまの大きなお慈悲の中に
生かされて生きてまいりましょう。
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2026.7.31)


