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お念仏を申す生活法話

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コロナ下でのご法事の日取り

2022-06-23
 昨日は平日でしたが
2件のご法事がありました。

 2件ともお参りの方は家族の2人でした。
1件のお家は祥月のお命日のご縁で
もう1件は若いご夫婦でお仕事の関係で
この日になったということです。

 コロナ下でご法事お葬式のあり方が
変わってきています。

 コロナ前でしたら親戚縁者にご法事の案内をするのに
相手の都合を聞くとみんながいい日はまずないので
大抵はお仕事がお休みの土曜日曜が
ご法事の日になっていましたが
コロナ下で家族だけのお勤めになって
自分たちの都合でということです。

 祥月命日のご縁に
お勤めをさせていただくことの意味です。
 祥月命日は先に往かれた方がご往生された日です。
何月何日という一年一度の日です。

 命日というと人の命が亡くなった日と
受け止めている方が殆どだと思いますが
お念仏のみ教えに聞かせていただきますと
人の命終わると同時に阿弥陀さまのお浄土に往生して
仏さまに生まれるということで
誕生日なのです。

 南無阿弥陀仏のおはたらきで
死んだらお終いではなくて
今もお浄土の仏さまとなって後に遺った方々と
共に生きてくださってあると聞かせていただきます。

 お念仏を申すなかに今日一日も
阿弥陀さまの大きなお慈悲の中に
共々に生かされて生きてまいりましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.6.23)


コロナ禍大雨の中にお念仏のご縁です

2022-06-22
 昨日お寺でご法事のお勤めの
ご縁がありました。

 福岡の方から三人お参りでした。
実は2月にご法事の予定でしたが
急にコロナ感染者が増えて延期になり
昨日になったということです。

 ところが昨日は朝から大雨でした。
前日からの雨で「大変でしたね」と言いましたら
高速を車で来るのに濃霧に遭って
「大変でした」と実感を込めて言われました。

 コロナといい大雨といい
大きな困難を踏み越えてようこそお参りでした。

 ご法事のお勤めはじっとしていてはできません。
まず施主の方が思いをもって計画を立て種々準備をして
このたびは遠路身体を運んでのお勤めです。

 終始私がお勤めするということですが
こうして御仏前に座りお勤めをさせていただくなかで
先に往かれた仏さまが「ここに座れ」と言ってくれて
仏法を聞いてお念仏を申す身になっておくれとの
願い一つにこのたびのご法事ができたということを
ようこそ有難いご縁ですねよかったですねと
ご法話お取り次ぎさせていただきました。

 先に往かれたお方はこの目に見ることはできませんが
今はお浄土の仏さまとなって
仏さまのご縁を開いてくださり
南無阿弥陀仏の大きないのちのつながりのなかに
共々に生かされて生きてあると
阿弥陀さまの本願念仏のお救いのみ教えを
聞かせていただきます。

 お念仏を申すなかに
「独りじゃないよ。私がいるよ、大丈夫だよ」と
南無阿弥陀仏のおはたらきに支えられて
どうぞ今日の一日も生かされて生きてまいりましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.6.22)


お遺骨の声を聞く

2022-06-21
 先日墓じまいのご縁でお遺骨を取り出して
合同墓に納骨するということで
昨日お遺骨を4つお寺に持ってこられました。

 三つは普段よく見かける骨壺のお遺骨ですが
もう一つ小さな骨壺がありました。
 戦死されたお祖父ちゃんのもので
中に髪の毛が入っていました。

 戦死されたことでお遺骨はかえってきませんが
遺髪です。
 お祖母ちゃんはずっと
「これは父ちゃんのものではない」と
言っていたそうですが
真偽は分かりません。

 大切な方を戦争で亡くしたご遺族の思いは
到底私たちが思いはかることはできません。

 骨壺には遺髪とお念珠が入っていました。
長い年月が経って原形が分からないほど
朽ち果てた状態でした。
 さあどうしたものかということで相談して
焼却して残った灰を他のお遺骨と一緒に
合葬することになりました。

 三つのお遺骨を見せてもらいました
この目に見える姿でお遺骨となってくださっているのです。
 自分の肉親のお遺骨でいえば
これが誰々のとご遺族には特別な思いがあろうと思います。

 お墓に一旦納骨されると
お遺骨を直に見ることはないでしょうが
お遺骨を見ることも有難いことだなと思います。

 この目に見えるお姿で
お遺骨の声を聞かせていただきます。
 「お前どうしてる?」って言われて
お念仏申させていただきます。
 「独りじゃないよ。いつも私が一緒だよ」と
南無阿弥陀仏のお念仏の声を聞かせていただきます。

 お念仏を申すなかに
南無阿弥陀仏の大きないのちのつながりのなかに
共々に生かされて生きてあることを聞かせていただいて
朝から凄い雨になりましたが
今日一日も阿弥陀さまのお慈悲の中に
生かされて生きてまいりましょう。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.6.21)


お念仏のご縁にみんなつながっている

2022-06-20
 昨日お寺のご院家さんのお通夜のご縁に
お参りしました。

 遠縁にあたるお寺です。
車で二時間近くかかって10分ほど前に着いた時には
本堂に皆さんすでに座ってらっしゃいました。

 後ろの席に新院と二人で座って見ると
お衣をつけたお坊さんの姿が目立ちました。
 あの人もこの人もと
知り合いのお坊さんをたくさん見ました。

 近くのお寺のお坊さんと
親族のお寺のお坊さんです。

 昔ほどではありませんが
お寺は親族のお寺さんが多いのです。
 あの人もこの人もつながっているんだなと
思いました。

 お寺さんを次から次にたどれば
みんな親族といっていいほどの
あの人もこの人もということです。

 歎異抄に親鸞さまは
「一切の有情はみなもって世々生々の父母兄弟なり」
(すべての生きとし生けるものは
 生まれかわり死にかわりするうちに
 いつかは父母となり兄弟となったものです)
と言われています。

 私が今生きているこのいのちです。
過去からつながって今ここにとどいたいのちですが
何代前からつながっているかといって
遥か遠い昔からということで
ご先祖の数も数えることができないほどの
いのちのつながりのなかで父母兄弟になったこともあると
言われるのです。

 南無阿弥陀仏の大きないのちのつながりのなかに
今こここの私を生きているというこの身の事実を
そのまま聞かせていただきます。

 そうしたあなたと私が共に生きる
私たちの社会にあって
あなたと私が仲良くなることもあれば
あいつがこいつがと背中合わせになって
傷つけ合うことにもなるのが
私たちのようです。

 親鸞さまはどこまでも自己中心に生きる私を
煩悩具足の凡夫とお念仏のみ教えに聞かせていただき
罪悪深重の凡夫だからこその阿弥陀さまのお救いと
いただかれたのです。

 大切な方とお別れする悲しみのご縁ですが
そのままお念仏のご縁といただける有難さです。
 昨日のお通夜で初めて会った人もまた
お念仏の尊いご縁につながっていたと聞かせていただき
お念仏のお救いの頼もしさを有難く思います。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2022.6.20)


すてきなお寺のお葬式のご縁に遇わせていただきました(2012年アーカイブ)

2022-06-19
 昨日は福岡の繁華街天神の町中にあるお寺の
前住さんのお葬式にお参りさせていただきました。

 雨降りでした。
そのお寺は前住さんが住職の時に建て替えられたもので
皆さんが想像するお寺の造りではなく
現代風の独特な雰囲気のお寺さんです。

 僧侶門徒有縁の方がたくさんお参りでした。
三階建てで二階に本堂があり
私は一階でお参りさせていただきました。

 お寺のお葬式でこれまで経験したことがない
すてきなお葬式でした。
 お葬式につきものの涙も
湿っぽい感じが一切ありませんでした。

 町中のお寺というと
葬式法事といった仏事が中心で
お寺とご門徒の日頃のつながりが
なくなってきていると言われますが
多くのご門徒衆がそれぞれの持ち場持ち場で
生き生きとお葬式のお手伝いをされている姿を見て
何か清々しいあたたかい気持ちになりました。

 弔辞が二通読まれました。
お葬式の弔辞は型通りの決まり文句の羅列が多いのですが
ご自分の言葉で前住さんとの出会いから
仏さまのご縁に遇わせていただいた尊さを
日々の生活の出来事のなかで述べられ
最後に「お育ていただいて有難うございました」
と結ばれました。

 お念仏のみ教えに遇うことの有難さ尊さが伝わってきて
本当によかったです。
 お念仏は日々の生活のなかで苦しみ悩む私たちに
生きる力をいただけることの頼もしさです。

 お釈迦さまは「人生は苦なり」と
この人生は思い通りにならないことが多いと
苦しみ迷う私のすがたを知らせてくださり
苦悩に佇む私をこそ必ず救う仏さまを
阿弥陀仏と明かしてくださいました。

 南無阿弥陀仏の声の仏さまとなって
私たちの日々の生活のなかにご一緒くださり
お浄土への人生を共に歩んでくださる
お念仏のお救いのみ教えを
そのご院家さんはお寺のご門徒だけではなく
全国各地に出て行かれて
たくさんのお念仏のお同行を育てられたということです。

 自らが育てるなどということではなく
親鸞さまが私たちに示してくださったお念仏の道を
共に歩んでいこうとのお心持ち一つだったと思います。

 そうした日々の布教伝道ということが
お葬式という形になって見事に示されたと思います。

 涙はありませんでした。
確かに有縁の方の死は人と人との別れで悲しいご縁ですが
そのままお念仏のご縁といただけるのですから
これからもずっと私の心に生きてくださるということで
これからも宜しくお願いしますとお礼を申し上げる
あたたかいお葬式でした。

 まだ雨が降っていました。
凄い大雨になっていました。
 雨はうっとうしいと言われますが
弔辞にもありました
雨が本当に宝石のように輝いて
華が天から降ってくるような感じにさえ思えて
すてきなすばらしい仏さまのご縁に
遇わせていただきました。

 お寺にご縁をいただいて
お念仏のみ教えに遇わせていただいて
本当によかったなあという思いで
お念仏申して昨日一日を過ごさせていただきました。

ご一緒に、お念仏申しましょう。(2012.6.19)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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