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お念仏を申す生活法話

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仏法僧の三宝がそろうお念仏のご縁です

2020-12-12
 報恩講のお参りで「ごめんください」と声をかけますが
返事がなくそのままお仏壇のお部屋に入って行きます。
 家の人の気配がしませんが
お盆にお布施が置いてあり留守ではないようです。
 
 仏間から再度声をかけますが返事がなく
お鈴(りん)を家の人が気づいてくれるように
気持ちを込めて鳴らしてお勤めを始めました。
 でもしばらくしても気配がしません。
何分か経ってやっと人の気配がして安心しました。
 
 ご門徒のお家にお参りするのはお坊さんのつとめですが
お坊さんがお参りに来てお経を読んでくれたから
それでいいというものではありません。
 お寺さんにお参りに来ていただくのです。
大事なことは皆さんもご一緒にお勤めすることなのです。
 声に出してお経を読むことはできなくても
御仏前にご一緒に座らせていただくことが大事なのです。
 
 わが家の仏壇といってもその御仏前に座るのは
平素は難しいのではありませんか。
 仏間は食事をしたり日常家族が過ごすところではなく
同じ家の中でも普段は用事のない部屋になっていませんか。
 
 その仏間に先祖の命日の月参りや報恩講ご法事のご縁で
御仏前にこの身を置かせていただくのです。
 御仏前にお坊さんと一緒に座り
南無阿弥陀仏とお念仏申すことができるのです。
 
 お念仏のご縁をいただくのです。
仏法に遇ってお念仏を申す身になってくれよという
仏さまの願いのままに
お念仏のご縁をお坊さんとご一緒させていただくのです。
 
 お念仏申してこの人間界を生き抜いて
命終わる時にわが浄土に生まれて来いよという
南無阿弥陀仏のご法義に遇わせていただけるのが
月参り報恩講ご法事のご縁であり
今日のお朝事のご縁なのです。
 
 仏法僧の三宝といいます。
仏とは阿弥陀さまお釈迦さまです。
法は南無阿弥陀仏の法み教えです。
僧というと僧侶と思うかもしれませんが
ご門徒皆さん私たちのことです。
 
 仏があっても法があっても
そこに私がいなかったら何のための仏法でしょうか。
 こうしてお朝事のお勤めをさせていただけるのも
皆さんが御仏前にお参りいただくからです。
 仏法僧の三宝がそろったお念仏のご縁を
毎日皆さんご一緒にいただけることを有難く思います。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.12.12)

鳥インフルエンザの感染が深刻です

2020-12-11
 佐伯市の宇目で鳥インフルエンザの感染が確認されて
鶏舎の鳥5万5千羽全てが殺処分されたということです。
 11月に入って各県で鳥インフルエンザの感染が広がり
これが7県目ということです。
 
 宮崎県で東国原知事の時
牛が口蹄疫で殺処分されたニュースを
映像とともに思い出します。
 大きな穴を重機で掘ってそこに埋めるのです。
大変衝撃的でした。
 
 殺処分というのは感染を完璧に断つことを目的に
感染していない鳥も全て殺処分されるのです。
 感染経路を断つ最終的な手段です。
 
 5万5千羽の鳥です。
その一羽一羽にそれぞれいのちがあると
見てくださるのが阿弥陀さまのお慈悲です。
 人間だけではなく生きとし生けるものすべてに
お慈悲の心をかけて必ず救うとおはたらきです。
 
 今私たちはコロナ禍というコロナ感染の最中にあります。
ここ数週間で全国的に感染者数が増えてきて
大分県も連日過去最多を更新し続けています。
 ただ第一波の3月4月頃の緊張感とはちょっと違います。
経済回復をとGOTOトラベルは継続されたままです。
 
 感染防止と経済回復という相反するものを
同時に求めることの難しさです。
 今は感染が収束する方向にいってほしいと思います。
そのために私ができることです。
 
 コロナ感染を完璧に断ち切ることはできません。
コロナウイルスはこれからも生き続けます。
 共生です。
共に生きるということです。
 
 人間だけではなく生きとし生けるすべてのものを
必ず救う漏らさず救う取り残すものは一つもないという
阿弥陀さまの願いを聞かせていただき
感染防止のために私ができる精いっぱいのことを
日々の生活の中でさせていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.12.11)
 

姿形を通して伝わります

2020-12-10
 昨日のお話の続きになりますが
昨日お参りしたお家でお勤めする前に
「ご院家さんちょっと聞いていいですか」と声をかけられ
「このお仏壇のお飾りでいいですか」と聞かれました。
 
 報恩講のご縁で五具足でお仏飯もお供物もお供えされ
きれいなお荘厳ですが打敷の仕方が気になるといいます。
 別に間違っているのではなく
きれいな面が見えるように少し直させていただきました。
 
 聞こう聞こうと思って中々聞けなくて
今日は思い切って聞きましたということです。
 よくお寺にお参りされて
普段から仏さまのお話を聞かれている方ですが
中々聞けないと言われます。
 
 もう一件のお家では
「これからのことが心配です」と言われます。
 高齢のお方で息子夫婦と同居しているのですが
これからの仏事のことお仏壇のお飾りを
今はそのお方がしているわけですが
若い方が後もちゃんとしてくれるかという心配です。
 
 こうしなさいと直接言って教えることも大切ですが
お仏壇のお飾りは姿形ですから
若い方がそれを見て伝わることもあり
精いっぱいきれいにお飾りさせていただくことが
大事ではないですかと言いました。
 
 中々心配は尽きませんが
自分の若い時のことを思い出してみるといいと思います。
 若い頃お家のお仏壇にどう向き合っていたでしょうか。
それこそ自分のことで精いっぱい生きることで
精いっぱいの私だったのではなかったでしょうか。
 
 その私が今こうして御仏前に座らせていただくように
なったということです。
 仏さまのご縁をいただいてということです。
周りの方先人の方々の姿を見て育てられ
今ここに座らせていただいているということです。
 
 私が伝えないといけないと肩に力が入ると
逆に不安が大きくなります。
 今できることを精いっぱいさせていただくことです。
そして分からないことはどうぞ聞いてください。
 
 お念仏が今日もこここの私のところに
届けられていることをまた有難く思います。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.12.10)

「信は荘厳より起こる」

2020-12-09
 「信は荘厳より起こる」という言葉があります。
寺社の建築佇まいや美しい装飾などを見て
信仰心が起きるといったことです。
 
 浄土真宗のお寺のお内陣や
皆さんのお家のお仏壇のお飾りです。
 阿弥陀さまのお浄土の荘厳を表しています。
 
 浄土真宗のご法義の要は他力の信心です。
阿弥陀さまの本願念仏のお心を聞かせて
信心いただくといいます。
 
 「必ず救うまかせよ」の南無阿弥陀仏のお心おはたらきが
お浄土の荘厳として示され
お仏壇のお飾りとなって私たちの目に見れるのです。
 
 お仏壇のお飾りそのままが阿弥陀さまの教えであり
この私が救われていく手立てがすべてお荘厳という
私の目に見える形で表されているといただきます。
 
 お仏壇のお飾りには決まりがあります。
阿弥陀さまがこの私を必ず救うと
決めてくださったものなのです。
 教えの通りにそのままお飾りさせていただきましょう。
 
 浄土真宗のお仏壇のお荘厳は至ってシンプルです。
無駄なものが一つもないというか
南無阿弥陀仏一つで救うという
阿弥陀さまの大きなおはたらきです。
 
 ただじっとしていたらお仏壇は埃がたまるばかりです。
きれいにお飾りさせていただくのは私たちのつとめです。
日々怠りなくきれいにお飾りさせていただきましょう。
 
 きれいにお荘厳されたお仏壇の前に座りほれぼれと
阿弥陀さまのお救いにまかせて
お礼のお念仏を申させていただきます。
 
 信は荘厳より起こるです。
大事なことはご本尊の阿弥陀さまを中心に
南無阿弥陀仏のおはたらきで救われる教えです。
 教えを聞かせて信心いただき
ナンマンダブツと阿弥陀さまに日々お礼させていただく
お念仏申す生活をさせていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.12.9)

今日12月8日は何の日?

2020-12-08
 去年の今日12月8日に中国で新型コロナウイルスの発症が
初めて確認されたということです。
 一年経つんですね。
今もコロナ禍の最中でいつ収束するのかわかりません。
大きな不安をかかえて私たちの日暮らしがあります。
 
 今日12月8日は日本が真珠湾攻撃をして
アメリカとの太平洋戦争が始まった日です。
 石油や燃料などアメリカの経済封鎖に不平不満だった
当時の人たちは戦勝気分に酔いしれたと思いますが
それから3年7か月に及ぶ戦争は形勢が徐々に悪くなり
多くの人が戦地に赴き身近に戦死される方が増え
日本全土が空襲に遭って家を失い大切な人を亡くし
いつ戦争が終わるか分からない不安な状況のなかで
先人は苦難の生活を強いられたのです。
 
 そして今日12月8日はお釈迦さまが成道といって
仏さまのお悟りを開かれた日といわれています。
 お釈迦さまが仏さまのみ教えを開いてくださって
私たちは阿弥陀さまの救いの法に遇うことができたのです。
 
 お釈迦さまと阿弥陀さまです。
この本堂のお内陣や皆さんのお家のお仏壇には
阿弥陀さまの御尊像をご本尊としてご安置していますが
お釈迦さまのおすがたはありません。
 釈迦弥陀二尊と申します。
教主のお釈迦さまと救主の阿弥陀さまが一体の関係で
阿弥陀さまを拝むそのままが
お釈迦さまにお礼をさせていただくのです。
 
 死んだら仏といって何か死者=仏といわれますが
お釈迦さまは私たちと同じ人間の身に生まれて生きて
35歳の時にお悟りを開かれて仏に成られたのです。
 死んで仏に成られたのではなく
生身のままで仏に成られたのです。
 
 そして80歳まで45年間インド中を伝道といって
仏さまの教えを伝えて行かれたのです。
 仏教は釈迦さまが仏と成り開かれた仏さまの教えです。
誰のために開かれたのかというと
この私のために開かれた教えなのです。
 
 12月8日は私たち仏教徒にとってとても大事な日です。
お念仏のみ教えを聞かせていただきお念仏を申して
お浄土への人生の道すがらを歩ませていただきましょう。
 
ご一緒に、お念仏申しましょう。(2020.12.8)
円光寺
〒870-0108
大分県大分市三佐3丁目15番18号
TEL.097-527-6916
FAX.097-527-6949
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