浄土真宗本願寺派(お西) 浄華山 円光寺(大分県大分市)

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円光寺からのお知らせ

円光寺からのお知らせ
 
町角伝道掲示板2015年12月のことばから
2016-07-01
 訃報がとどきます。
昔は真夜中でも近所の人がお寺に知らせにみえました。
今はほとんどが電話連絡になりました。
以前から体調が悪いと聞いていた方もあれば、そうでない方もあります。
えっと耳を疑うこともあります。どんな人も命終わるときは急なことです。
覚悟はしていてもです。悲しみのなかに時間が過ぎていきます。
 
 町角掲示板今月の言葉は「大丈夫だよ ナモアミダブツ いつも私が一緒だから」です。
 
 私たちは自分こそは大丈夫だと生きています。頑張って生きています。
周りに迷惑をかけないように生きています。
仏さまはそんな私たちのすがたをやるせない思いで見守っています。
どんなに迷惑をかけまいと頑張って生きていても、
最後は皆さんにお世話にならなければなりません。
 
 実は若くて元気なうちもずっと周囲に迷惑をかけて生きてきたのです。
そして歳を重ねるなかで、老いていく病んでいく命終えていく我が身を思い知らされます。
「そんなに頑張らなくてもいいんですよ。いつでもどこでもどんなことがあっても
私はあなたと一緒にいますからね、大丈夫ですよ」阿弥陀さまがいつもご一緒です。
 
 南無阿弥陀仏「まかせよ救う」の声の仏さまとなって私たちを喚び続けていらっしゃいます。
ナモアミダブツ、私の口からお念仏がでてくださいます。
 
 聞こえますか。「お念仏申して老いていこう病んでいこう、
そして命終わる時には我が浄土に連れて往ってこの上ない覚りの仏に仕上げるからね」
 
町角掲示伝道板2015年11月のことばから
2016-07-01
 今年のプロ野球は福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ優勝で幕を閉じました。
あなたのひいきチームの成績はどうでしたか。
 
 スポーツは勝負の世界、勝てば嬉しいし負ければ悔しい。
観る方も勝ち負けがあるから熱中する。
ひいきのチームが勝てば機嫌が善いし負ければ機嫌が悪い。
それは時として社会生活にまで影響を及ぼします。
私たちはその時どきの感情に左右されて生きています。
 
 ラグビーワールドカップ日本代表の活躍で、今ラグビー人気が一気に盛り上がっています。
ラグビーにはノーサイドの精神が受け継がれています。
勝負は勝負として、ゲームが終われば勝った者も負けた者もない、
同じラガーマンとしてお互いの健闘を讃え合うと。
 
 町角掲示板に今月は「人生のノーサイド 怨親平等 共に和す」と書かせていただきました。
 
 人と人それぞれに凡夫の情に振り回されて生きるこの人間社会を愛憎の世界と仏さまは説かれます。
本当はみんなで仲良く暮らしたいのだけれども、
私たちは自分の都合に合わせて善い人・悪い人をつくっては
窮屈な生き方に終始しています。
 
 そんな私たちの姿を「悲しいね」と見て取った仏さまは、
怨み憎しむ者も親しく愛する者も同じく救われていく世界をつくってくださいました。
勝負、善悪、怨親、愛憎を超えて、みんなが等しく一緒になれる世界です。
 
 仏さまのみ教えを聞かせていただきましょう。
 
町角掲示伝道板2015年10月のことばから
2016-07-01
 今年のノーベル医学生理学賞に大村智博士が、
物理学賞に梶田隆章博士が決まりました。
 
 連日の日本人の受賞に、初めて名前を聞く人なのに、
どんなことをした人かも知らないのに、何か本当によかったなと思います。
 
 突然時の人になったお二人。子どもの頃祖母に
「人のためになることをしなさい」と言われたという大村博士の発言が印象的です。
何十年も毎日毎日土を集めては病気治癒に有効な微生物の発見につとめ、
何億人という人の命を救ったといわれます。
 
 梶田博士のニュートリノの研究も、この目に見えない素粒子を観測し続け
宇宙の成り立ちや物質の起源を解明するのに大きな影響を与えたといいます。
これこそ人類の福祉に貢献するものだとの強い信念のもと、
幾多の失敗を糧に絶え間ぬ努力を重ねた尊い成果だと思います。
 
 阿弥陀さまに成るまでの法蔵菩薩さまの願行を思います。
「生きとし生けるもの全てを救うことができなかったら私は仏に成りません」
という頼もしいご本願と兆載永劫といわれる長い長い間のご修行です。
 
 その絶え間ぬ努力とご苦労が南無阿弥陀仏のお名号となって
「必ず救う、まかせよ」と今この私におはたらきです。
 
町角伝道掲示板2015年9月のことばから
2016-07-01
 8月の会は「大分まちなかお寺フォーラム」ということでご縁をいただきました。
 
 ご講師の西光義秀先生から、お寺を取り巻く現状を聞くほどに
<寺離れ>という深刻な実態を思い知らされました。
 
 予想を超えて急速に私たちの周辺にも大きな波が押し寄せて来ています。
このままではお寺が危ない。まさにお寺の存立の危機です。
 浄土真宗のお寺は念仏聞法の道場といわれ、地域の人々の生きる依りどころでもありました。
でも今は大きな建物はあっても行き交う人がいない、
文化遺産になってしまっているお寺が多くあります。
 
 これではもったいない。ご開山聖人に申し訳ない。
今一度お寺の原点に立ち返り、ご本尊を中心とした念仏聞法の道場を
一つ一つ開いていく小さな取り組みを重ねていこうと改めて思ったことです。
 
6月の行事案内を更新しました。
2016-06-01
 
町角伝道掲示板2015年8月のことばから
2016-07-01
  猛暑が続きます。皆さんいかがお過ごしですか。
お見舞い申し上げます。
 
 ただ今お盆参りの真最中です。
門徒さんのお家にお参りします。一年に一度、
お盆参りでお会いする方がいらっしゃいます。
 
 お勤めの後短い時間ですが、お茶をいただきながら
近況をお聞きします。
「お元気ですね。お幾つになりましたか」去年も同じことを聞いたようで恐縮ですが、
「えっ、そんなお歳になりましたか」「一年経つって本当に早いですね」などと、
他愛もない話のやり取りをして、何かほっこり落ち着きます。
 
 阿弥陀さまのご尊前です。仏さまのご縁、あたたかいお念仏のつながりを有難く尊く思います。
 
 さて、先般お届けした『ようこそ』第34号に記載しましたが、
8月のコンパル法話会は<大分まちなかお寺フォーラム>という特別企画で行います。
 
 今お寺を取り巻く状況が大きく変わり、寺離れということが言われ、
お寺の存続が危ぶまれる事態が起ころうとしています。
このままではお念仏の先人が命がけで私たちに伝え届けてくださった
ご法義の相続が難しくなるとの思いから
「これからの浄土真宗、私たちのお寺の可能性」のテーマで開催します。
 
 「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」の大きな願いのもと、
有縁の皆様どなたでもお誘いあわせ、どうぞご参加ください。
 
町角伝道掲示板2015年7月のことばから
2016-07-01
 篠田桃紅さんという、大正2年生まれの103歳、
世界的に有名な墨を用いた抽象表現主義者の美術家で
今も製作活動を続けている方がいます。
 
 その著書のなかで、「『いつ死んでもいい』なんて嘘。
長く生きたいと思うのは、生き物としての本能。
年老いるとそうなる。生きているかぎり、人間は未完成」と、
これまでの人生の歩みから実直に語っておられます。
 
 なかでも、「生まれて死ぬことは、考えても始まらない。
だから考えないようにしている」とありました。
 
 この世に生まれて来て、いつか必ず死に去っていくことは、
私たちは知っています。
しかし死んでから後のことは、私たちの知識ではわかりません。
死後のことを考えると恐くなる、心配になる、眠られないと、
今を生きる悩み苦しみにもなります。
 
 死んだら終いという人がいますが、本当にそう思っているのでしょうか?
死後のことは私が考えても始まらないことであります。
だから聞かせていただくのです。仏法にです。
 
 私たちの浄土真宗の仏法は明快です。すべてのものを必ず救う阿弥陀如来の
ご本願のおはたらき(南無阿弥陀仏)におまかせする一つでいいのです。
 
 無量の光といのちの仏さま、南無阿弥陀仏のおこころを聞かせていただきましょう。
 
町角伝道掲示板2015年6月のことばから
2016-07-01
 先日久しぶりに奈良に行き、興福寺と東大寺にお参りしました。
538年仏教が日本に伝来し、710年奈良に平城京が開かれて
南都六宗の隆盛をみます。
 
 そのうち法相宗の大本山が興福寺で、
国宝館に千手観音像や阿修羅像がご安置されています。
東大寺は華厳宗の大本山で
ご本尊が盧舎那仏、奈良の大仏さんです。
 
 ちょうど修学旅行シーズンで奈良公園一帯は人の波の様相、
至る所に鹿がいて餌やりに歓声が重なり、
人の流れと鹿のフンに注意しながら散策しました。
 
 前回は浄土真宗のご本尊、阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)のお話をしました。
仏教にはたくさんの宗派があり、ご本尊がそれぞれ違います。
最も根本の依りどころである仏さまです。
 
 興福寺の五重塔はじめ大きな造りの御堂の数々、
どっしりと腰を据えて宇宙の全てをお見通しの大仏さん、
幾多の困難のなかに御堂を建立し仏さまをご安置した当時の人々の思い。
限られた人の為せる業を超えた仏さまの偉大な力に
この世の安泰と来世の救済を願ったことだと思います。
 
 私たちのご本尊の阿弥陀さまは南無阿弥陀仏となって
今ここ私のところに来てくださり「まかせよ、必ず救う」とおはたらきです。
大いなる阿弥陀さまのおこころをお聴聞させていただきましょう。
 
町角伝道掲示板2015年5月のことばから
2016-07-01
 英王室のウィリアム王子・キャサリン妃夫妻の第二子、
シャーロット王女の誕生は遠く離れた日本でも話題騒然、
生まれる前から男か女か、名前はどうなるか等々、関心は高まるばかりです。
 
 そして大分市の高崎山動物園が今年第1号の赤ちゃんのサルに
「シャーロット」と命名したことで一気に私たちの身近な話題になりました。
 
 前回はお釈迦さまのお誕生のお話をしました。生まれてすぐ七歩歩まれ
「天上天下唯我独尊三界皆苦我当安之」と言葉を発せられたと伝えられます。
 
 私はこの世に何のために生まれて来たのか?
何も自ら望んだことなく、この時代この国に生まれ、気がついたらこの私でした。
天下一品のかけがえのない命を恵まれ、大きな願いに生かされてあるんだよと、
仏さまのみ教えに聞かせていただきます。
<<円光寺>> 〒870-0108 大分県大分市三佐3丁目15番18号 TEL:097-527-6916 FAX:097-527-6949